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院長挨拶

紫ボタン平成22年4月より、前任の後藤院長に交わり院長に就任しました。よろしくお願いします。
黄ボタン城山病院は、昭和7年、愛知県立精神病院として発足して、今日まで県下の精神科医療の中心として、運営されてきました。当院は、開院以来現在地にあり、当初は山の中だったのが周囲の発展に伴い、現在は住宅地の真ん中になり、地下鉄もでき便利になりました。外来通院、救急医療、短期入院、デイケア通所、訪問看護などの最近の地域中心医療を行うのには、とても恵まれた環境になっていると思います。緑が深く、丘の上に建った病院からの眺めも素晴らしく心が洗われます。東には遠くには御嶽山、近くには猫ケ洞池から平和公園、西には名古屋の町並みが遠くまで見渡せます。春には桜の大木、梅の花にウグイスやメジロがきて、都会の喧噪を忘れさせ精神の休養と安らぎに最適の場所だと思います。
紫ボタン長い間、改築が行われなくて、古くなった建物で、不自由な面も多かったのですが、今年度から改築計画が進み、その第一歩の基本計画段階に入ります。いよいよ長年の夢だった、最新の医療設備と快適な病棟環境が整います。この現実に向けて、前院長の後藤先生を中心として、10年以上の長きに渡り計画立案し、十数回の計画案でやっと今回の改築にこぎつけました。長い間の努力と綿密に考え抜かれた結果、出来上がったもので素晴らしいものになりました。
黄ボタン長期入院患者の社会復帰の促進も引き続き進められ、急性期短期入院の増加と相まって、平均在院日数210日を切るところになっています。それと共に、デイケアの患者数の増加、訪問看護の飛躍的な増加、新入院患者の増加が目立ちます。今後もこの方向性は変わらなく、私もこの方針を引き継ぎ努力していきたいと思います。
紫ボタン鬱病患者の増加、自殺者の増加など、マスコミなどでも『鬱の時代』と言われるように、鬱病が非常に身近な病気として取り上げられることが多くなり、精神科の敷居が低くなり、患者の増加が著しくなっています。県立病院の性格上、行政的、政策的な応急入院、精神科救急、措置入院、鑑定入院などの診察に対応する一方、この様な近隣の住民のニーズに応えられるような開かれた病院として機能していきたいと思います。困難な課題が多いですが、今までと同様、城山病院の運営にご理解、ご支援をして頂きますようにお願い申し上げます。

平成22年4月
 病院長 木田 夕美子

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