| 品名 | 相談区分 | 内容 | 調査結果等 |
|---|---|---|---|
| エビ | 寄生虫 | 「エビ」を処理後、調理器具を見たら、糸状の生きた虫がいた。 | 特徴的なクチクラ性小突起がないことから、ブリ糸状虫とは異なる線虫と推定した。 |
| エビ | 異味・異臭 | ビニールパック入りの無頭「エビ」から腐敗臭がする。 | 該品について細菌及び鮮度査を実施したが異常はなく、該品の臭いもえび本来の臭いであった。 |
| エビ | その他 | 「エビ」を摂食して、アレルギー様症状を呈することはあるか。 | エビはアレルゲンの一つで、接触蕁麻疹等を発生させるとの報告がある。 |
| ズワイガニ | 変質・変色 | 冷凍の生「ズワイガニ」の肉が黒く変色している。 | カニの血色素が冷凍期間中に酸化され、メラニンを産生することによって黒変したものと推定した。 |
| ズワイガニ | 変質・変色 | ボイル「ズワイガニ」の肉質部が緑変していた。 | ヘモシアニンの酸化又はタンパク質が酵素分解されてメラニンに変化したものと推定した。 |
| ズワイガニ | 異物 | 茹でた冷凍の「ズワイガニ」の足の肉から、真珠のようなツブツブ状の歯ごたえのある物質が出てきた。 | 生理食塩水中で分離すると弾力性のある直径1mm程のカプセル状物質が認められ、これを切開すると、中から白色の虫体及び茶色の内蔵様物質が現れたことから寄生虫の卵と推定した。 |
| タラバガニ | 異物 | 「タラバガニ」の足の身に異物がある。 | 該品から暗赤色の繊維状物質(直径約1mm、長さ10〜15mm)を確認した。生理食塩水に浸して鏡検したが、既にボイルしてあり、組織も損傷していたため、物質の同定には至らなかった。 |
| タラバガニ | 異物 | 茹でた「タラバガニ」の身に細長く茶色いものがついている。 | 形態や弾力性が周囲の筋肉繊維に似ていることから筋肉の変質したものと推定したが、詳細は不明であった。 |
| ワタリガニ | 異物 | 中国産の冷凍「ワタリガニ」のハサミに異物が付着している。 | 異物はハサミの外部に付着していること、県内産のワタリガニにフジツボ類が付着していた例もあることから、この異物は甲殻類のエボシガイ科のエボシガイと推定した。 |
| ワタリガニ | 異味・異臭 | 中国産の冷凍「ワタリガニ」を食べたところ、舌を刺すような味がした。 | 魚介類を加熱処理しないで保存すると、脂質が酵素により脂肪酸とハイドロキシ化合物に分解され、これらの分解物が酸味・渋み・不快な刺激臭の原因となる。 |
| カニ | 異物 | 「カニ」の甲羅に長さ1cm程度のミミズのような虫が付着している。 | 申立内容よりカニビルと推定した。 |