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医療機関の医療従事者や職員は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止・収束に向けてウイルスに立ち向かい、
(1)感染すると重症化するリスクが高い患者との接触を伴うこと
(2)継続して提供することが必要な業務であること
(3)医療機関での集団感染の発生状況
から相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感を持って、業務に従事していることに対し、慰労金を給付する。
新型コロナウイルス感染症に対する医療提供に関し、県から役割を設定された医療機関等(※1)に勤務し患者と接する医療従事者や職員に対し、慰労金として最大20万円を給付する(その他病院、診療所等に勤務し患者と接する医療従事者や職員に対し、慰労金として5万円を給付する。)
※1 重点医療機関、新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れる医療機関、帰国 者・接触者外来設置医療機関、PCR検査所等
※3 対象期間:本県における新型コロナウイルス感染症患者1例目発生日(1/26)から6/30までの間
・ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大と収束が反復する中で、医療機関・薬局等においては、それぞれの機能・規模に 応じた地域における役割分担の下、必要な医療提供を継続することが求められる。
・ 医療機関・薬局等において、院内等での感染拡大を 防ぎながら、地域で求められる医療を提供することができるよう、感染拡大防止等の支援を行う。
新型コロナウイルス感染症の院内等での感染拡大を防ぐための取組※を行う病院・診療所・薬局・訪問看護ステーション・助産所について、感染拡大防止対策等に要する費用の補助を行う。
〈取組の例(例示)〉
ア 共通して触れる部分の定期的・頻回な清拭・消毒等の環境整備
イ 予約診療の拡大や整理券の配布等を行い、患者に適切な受診の仕方を周知
ウ 発熱等の症状を有する新型コロナ疑いの患者とその他の患者が混在しないよう、動線の確保やレイアウト変更、診療順の工夫等
エ 電話等情報通信機器を用いた診療体制等の確保 オ 感染防止のための個人防護具等の確保
カ 医療従事者の感染拡大防止対策(研修、健康管理等)
〈補助額〉
・以下 の額を上限として費用(実費)を補助
病院(医科・歯科) 200 万円+5 万円 × 病床数
有床診療所(医科・歯科) 200 万円
無床診療所(医科・歯科) 100 万円
薬局、訪問看護ステーション、助産所 70 万 円
※「新型コロナウイルス感染症を疑う患者の受入れのための救急 ・周産期・小児医療体制確保事業」に対する支援金と重複して補助を受けることはできない。
〈対象経費〉
・感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用