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あいち産業科学技術総合センターの特許技術を活用した「赤色みりん」が製品化されました

 愛知県が保有する特許「赤色みりんの製造方法」を利用して、あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センター(名古屋市西区:以下、センター)の技術指導のもと、杉浦味淋(みりん)株式会社(碧南市)が赤色みりん「SAKURA(サクラ) アモーレ」を製品化しました。
 原料に愛知県産紫黒(しこく)もち米品種「峰(みね)のむらさき」を使用し、クエン酸の爽やかな酸味とまろやかな甘味を特徴とするリキュール感覚のみりんです。
 開発製品は平成29年8月1日(火曜日)から、ネット通販で一般販売されます。 

1  開発の背景

 センターと農業総合試験場では、健康食材として注目されている紫黒もち米※1を原料に選び、紫黒もち米の特徴であるアントシアニン色素※2を最大限に残し、鮮やかな赤い色調を持つ「赤色みりん」の醸造法を開発し、特許※3を取得しました。
 杉浦味淋株式会社では、以前より、シフォンケーキやプリン、パンなどへのみりんの活用を提案してきました。
 この度、製菓への更なる用途拡大のため「赤色みりん」に着目し、本県と特許実施契約を結び、仕込みを行い、約2か月間の醸造後、味を整えるため1年間熟成させ、色調や味わいに特徴のある「SAKURA(サクラ) アモーレ」を開発しました。

紫黒もち米品種「峰のむらさき」

紫黒もち米品種「峰のむらさき」

2  「SAKURA(サクラ) アモーレ」について

 鮮やかなルビー色と上品な甘酸っぱさが特徴のスイーツに好適な本みりんです。
 製菓への利用など新たな地産地消商品として期待されます。
 なお、「赤色みりん」の製品開発は2例目※4で、みりん専業メーカーでは初の試みとなります。

利用事例:左からチーズケーキ、デザートドリンク            

             利用事例:左からチーズケーキ、デザートドリンク

 この「SAKURA(サクラ) アモーレ」は、平成29年8月1日(火曜日)からネット通販で一般販売されます。
〇杉浦味淋株式会社オンラインショップWebページ
  (http://www.mirinya.com/shop/)※販売予定価格  200mL入り 1,200円(税抜き)

3  問合せ先

 あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センター
 発酵バイオ技術室 (担当 伊藤)
 〒451-0083 名古屋市西区新福寺町2-1-1
 電話:052-325-8092(ダイヤルイン) FAX:052-532-5791

 杉浦味淋株式会社
 代表取締役社長 杉浦 嘉信 (すぎうら よしのぶ)
 〒447-0814 愛知県碧南市弥生町4丁目9
 電話:0566-41-0919(代表) FAX:0566-41-2023

【参考・用語解説】
用語説明
※1 紫黒もち米(しこくもちまい) 米の表面(糠(ぬか)の部分)が濃い紫色(黒色)のもち米のことである。古代に日本で栽培されていたという説もあることから、「古代米」と呼ばれる。
※2 アントシアニン色素 抗酸化物質ポリフェノールの一種で、紫黒もち米やブルーベリーに含まれている紫色の水溶性色素である。水溶液が酸性になるほど鮮やかな赤色になる。
※3 特許 特許「赤色みりんの製造方法」(特許第4521580号)
 http://www.pref.aichi.jp/soshiki/san-kagi/0000006295.html
※4 これまでの製品化事例 平成20年に特許実施契約を結んだ神杉酒造(株)(安城市)において、平成21年に「Cremisi」(クレミシ)が製品化されました。