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「知の拠点あいち重点研究プロジェクト(I期)食の安心・安全技術開発プロジェクト」の成果品を「2018中部パック」に出展します!成果普及セミナーの参加者を募集します!

 愛知県では、「知の拠点あいち重点研究プロジェクト※1(I期)」で生まれた様々な技術や試作品等の開発成果(以下、成果という)を有効活用して、地域の産業振興を図るため、成果の普及や技術移転、成果を活用した企業の製品開発支援などを行っています。

 この内「食の安心・安全技術開発プロジェクト※2」については、あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センターに『「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」成果活用プラザ』を設置し、成果普及等の取組を行っています。

 この度、本プロジェクトにおいて開発し、プロジェクト後も開発が継続されているイムノクロマト法※3残留農薬検査キット、 NIR 発光異物検出装置及び微生物微小コロニー検査装置を食品機械などの展示会である「2018中部パック」(4月18日から4月21日まで)に出展します。また、開発者らが講演する成果普及セミナーを、「2018中部パック出品者セミナー」において実施します。

 多くの皆様の御来場をお待ちしております。
 

1 出展について

(1)展示会名
 2018中部パック

(2)会期
 平成30年4月18日(水曜日)から21日(土曜日)までの4日間
 午前10時から午後5時まで

(3)会場
 ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)

 

2 出展内容

(1)イムノクロマト法残留農薬検査キット
 農薬の混入事件や海外からの食品輸入の増加などで、食品の残留農薬に対する関心が高まっています。
 本キットは、抗原抗体反応※4を利用した検査方法(=イムノクロマト法)を用いるもので、特定の農薬(1種類)に対して、15分程度でかつ安価に検査ができます。このため、残留農薬について、誰でも簡単に、日常的な自主検査ができるようになります。

 イムノクロマト法残留農薬検査キット


(2)NIR 発光異物検出装置
 近年、食品への異物混入事件が多く報じられ、消費者の不安が高まっています。食品業界においても、様々な異物混入対策が進められていますが、食品内部の樹脂異物を検査することは困難でした。
 樹脂に発光色素を加えておくことで、本装置では、近赤外光※5(NIR)を用いて食品内部に誤って混入した樹脂系異物を検出できます。これにより、食品の表層と内部での異物検出が可能となりました。

NIR 発光異物検出装置
 

(3)微生物微小コロニー検査装置(コロコロミー)
 食中毒や腐敗のリスク確認のため、食品製造企業では数日かけて微生物の培養検査を行っています。しかし、培養期間が長いため、リスクが判明したときには店頭に並んでいるケースもありました。
 本装置では、微生物と蛍光試薬との反応の時間変化に着目した新規検出法を用いることで、微生物を早期に自動で検査することができます。例えば、これまで、約1日の培養期間の後、目視による検査が必要であった大腸菌の場合、本検査装置を用いることで3~4時間程度の培養の後、自動的に検査することが可能です。これにより、食品の出荷前検査等への活用が期待されます。

微生物微小コロニー検査装置(コロコロミー)
 

3 「知の拠点あいち重点研究プロジェクト(I期)食の安心・安全技術開発プロジェクト」成果普及セミナーの概要
 

(1)講演日時
 平成30年4月20日(金曜日)午後0時10分から午後1時まで

(2)会場
 ポートメッセなごや3号館内「2018中部パック」出品者プレゼンテーションセミナー会場
 (名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地)

(3)参加費
 無料

(4)定員
 100名(事前申込優先)
 ※ 当日でも空きがあれば入場可能です。
 ※ 参加には「2018中部パック」の事前登録が別途必要です。

(5)申込方法
 企業名、所在地(郵便番号・住所)、所属、氏名、電話番号を記載し、以下の申込先にFAXまたはE-mailにて御申込みください。

(6)事前申込先
 あいち産業科学技術総合センター 食品工業技術センター
 保蔵包装技術室  市毛、福田
 〒451-0083  名古屋市西区新福寺町2丁目1番1
 電話:052-325-8094  FAX:052-532-5791
 E-mail:food-info@aichi-inst.jp

(7)事前申込期限
   平成30年4月16日(月曜日)(申込先着順。定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
   ※参加受付証は発行いたしません。なお、定員超過の場合のみ連絡させていただきます。

(8)内容
 <講演1>
 「イムノクロマト法残留農薬検査キットの開発」
 豊橋技術科学大学 環境・生命工学系 教授 岩佐(いわさ) 精二(せいじ) 氏
 <講演2>
 「NIR発光色素を利用した新たな食品異物検知方法」
 三井金属計測機工株式会社 商品企画部 部長補佐 早瀬(はやせ) 広志(ひろし) 氏
 <講演3>
 「微生物微小コロニー検査装置(コロコロミー)の紹介」
 株式会社槌屋 技術開発本部 新製品開発センター 副主任 海谷(かいや) 慎一(しんいち) 氏

 

 

 

 

4 問合せ先

あいち産業科学技術総合センター 食品工業技術センター
保蔵包装技術室  市毛、福田
〒451-0083  名古屋市西区新福寺町2丁目1番1
電話:052-325-8094  FAX:052-532-5791

【参考】「2018中部パック」の概要

(1) 主な内容
 食品機械、包装機械、検査機器や食品材料などを展示

(2) 会期
 平成30年4月18日(水曜日)から21日(土曜日)までの4日間
 午前10時から午後5時まで

(3) 会場
 ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)

(4) 入場料
 1,000円(ただし、公式HP上での事前登録者、招待者は無料)
 ※中部パックHP http://www.chubupack.or.jp/japanese/

(5) 主催
 一般社団法人 中部包装食品機械工業会

【用語説明】

※1 知の拠点あいち重点研究プロジェクト

 高付加価値のモノづくりを支援する研究開発拠点「知の拠点あいち」を中核に実施している産学行政の共同研究開発プロジェクト。平成23年度から平成27年度まで「重点研究プロジェクト(I期)を実施した。平成28年度からは「重点研究プロジェクト(II期)」の実施及びI期の成果活用・普及活動を行っている。

 重点研究プロジェクト(I期)のテーマ
 (1)低環境負荷型次世代ナノ・マイクロ加工技術の開発プロジェクト
 (2)食の安心・安全技術開発プロジェクト
 (3)超早期診断技術開発プロジェクト
 

 

 

※2 食の安心・安全技術開発プロジェクト

食の安心・安全技術開発プロジェクト

プロジェクトリーダー

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 教授 田中三郎 氏

内容

 

全国有数の食品工業の集積地であり、多様な農産物を産出する本県において、食品や農産物に含まれる有害化学物質、固形異物、微生物を高精度、迅速、安価に検査する技術を確立する。

参加機関

11大学5公的研究機関36企業(うち中小企業15社)

・大学

豊橋技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学、静岡大学、名城大学、中部大学、名古屋市立大学、青山学院大学、富山大学、金沢工業大学、香川大学

・公的研究機関

(公財)科学技術交流財団、愛知県農業総合試験場、(公財)京都高度技術研究所、あいち産業科学技術総合センター、愛知県衛生研究所

 

 

 

※3 イムノクロマト法
 抗原抗体反応を利用し、物質の同定、定量を行う方法。インフルエンザ、妊娠、薬物の検査薬等として広く使用されている迅速簡便な検査方法。

※4 抗原抗体反応
 生体内において、外部から侵入した異物(抗原という)に対して、その異物と特異的に結合する物質(抗体という)を生産し、排除しようとする生体内反応。

※5 近赤外光(NIR)
 波長約800~2500 nm(ナノメートル)の光。可視光(波長約380~800nmの光)より、波長が長く、物質に吸収されにくい光。近赤外光は「見えない光」として、テレビやエアコンなどのリモコンや果実の糖度センサーに利用されている。