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「陶&くらしのデザイン展2018」を瀬戸蔵で開催します-あいち産業科学技術総合センター始め全国の試験研究機関が出展-

 あいち産業科学技術総合センターは、陶磁器に関係する全国の試験研究機関の食器やインテリア・エクステリアなどの試作品やデザイン開発成果等を一堂に集めて公開展示する「陶&くらしのデザイン展2018」を、平成30年7月12日(木曜日)から16日(月曜日・祝)までの5日間、瀬戸蔵(せとぐら)(瀬戸市蔵所町)で開催します。
 あいち産業科学技術総合センターからは、県内陶産地である瀬戸市と常滑市に立地する瀬戸窯業試験場及び常滑窯業試験場の研究成果、試作品を出品します。
 瀬戸窯業試験場からは、平成29年度の研究成果である焼成による変形が少なく自由度の高い造形が可能な新しい蓄光(ちっこう)※1素材を用いた、暗所で美しく発光する人形や装飾品等のノベルティ※2を出品します。
 また、常滑窯業試験場からは、急須等に使用される「有色せっ器※3」を活用した現代的なデザインの常滑焼ポットを出品します。
 陶磁器関係者を始め、一般の方にも楽しんでいただける陶磁器産地ならではのイベントですので、是非御来場ください。

Fig1

             前回の会場風景

1  展示会の概要

(1)名称

 陶&くらしのデザイン展2018

(2)会期

 平成30年7月12日(木曜日)から平成30年7月16日(月曜日・祝)までの5日間
 午前10時から午後6時まで

(3)会場

 瀬戸蔵 4階 多目的ホール
 (瀬戸市蔵所町1番地の1)
 電話:0561-97-1555

(4)入場料

 無料

(5)主催等 

 主催:産業技術連携推進会議セラミックス分科会デザイン担当者会議※4
    あいち産業科学技術総合センター
 共催:瀬戸市、瀬戸焼振興協会、瀬戸地域窯業技術協議会、とこなめ焼技術協議会

(6)出展機関

 陶磁器に関係する全国の試験研究機関(産業技術連携推進会議セラミックス分科会会員機関)

(7)展示内容

 陶磁器を中心とした食器、食卓用品、インテリア・エクステリア用品などの試作品やデザイン提案(開発コンセプトや製品アイデア)など、全国の試験研究機関が独自に、あるいは地域の企業・業界と共同で開発した成果品を展示します。

(8)問合せ先

 〇展示会の問合せ先
  あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
   瀬戸窯業試験場 製品開発室(担当:長谷川、寺井)
   電話:0561-21-2117

 〇出品物についての問合せ先
  あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
   瀬戸窯業試験場 製品開発室(担当:長谷川、寺井)
   電話:0561-21-2117

   常滑窯業試験場 材料開発室(担当:宮田)
   電話:0569-35-5151

2  陶&くらしのデザイン展とは

 昭和39年に工業技術連絡会議窯業連合部会陶磁器デザイン担当者会議の併催展示会「陶磁器試験研究機関作品展」として発足した、全国の陶磁器関連公設試験研究機関の研究、指導成果の展示会です。平成3年から現在の「陶&くらしのデザイン展」の名称に変わりました。
 デザインや技術が人々の生活を潤すとともに、産業の活性化に寄与している姿を実感してもらうことを目的に毎年開催されています。
 平成18年以来瀬戸市内で開催されており、今年で13回目となりますが、来年度以降は全国の陶磁器産地の持ち回りによる開催となります。

3  あいち産業科学技術総合センターの出品内容

(1)蓄光(ちっこう)セトノベルティ (瀬戸窯業試験場)
 暗所で色鮮やかに、幻想的に発光する西洋人形、リース、キャンディボックス、花かご等、繊細優美なノベルティ製品です。
 当試験場が県内企業と協力して開発した、焼成収縮※5の少ない新規蓄光粘土素材(企業と共同で特許出願中)を活用し、これまで困難であった繊細な装飾的造形を、盛り上げ加飾等のハイレベルなノベルティ製造技術によって実現した製品です。
(協力企業:E&Cリサーチ)

         蓄光(ちっこう)セトノベルティ

Fig2

        「リース」(左:明所、右:暗所) 

Fig3

        「花かご」(左:明所、右:暗所)

(2)常滑焼ポット (常滑窯業試験場)
 常滑焼の急須の素地(きじ)、朱泥(しゅでい)※6に代表される「有色せっ器」を活用し、現代のファッション要素や幅広い層に人気のある北欧デザインの要素を取り入れた、紅茶やハーブティーにも使える新しいイメージの茶器セットです。
 当試験場がデザイン開発を担当し、常滑焼産地を代表する手作り急須の名工の協力を得て製品化しました。
(試作協力窯元:「秋峰(しゅうほう)」「弘二(こうじ)」「昭龍(しょうりゅう)」「玉光(ぎょっこう)」「素三(もとぞう)」「義翠(ぎすい)」「北條(ほくじょう)」「青峰(せいほう)」)

              常滑焼ポット(ポット、湯冷まし、カップのセット)

Fig4

【用語解説】
用語説明
※1
蓄光(ちっこう)
 光を蓄えて発光する物質の性状。身近な例としては、時計の文字盤や針に「夜光塗料」として利用されている。
※2
ノベルティ
 陶磁器の分野において、主に輸出向けの陶磁器製の人形や置物、装飾品などを指す。
※3
せっ器
 半磁器とも呼ばれる、陶器と磁器の中間的な性質を持つ吸水性のない緻密な陶磁器。1100~1250℃で焼成する。代表的なものに朱泥がある。
※4
産業技術連携推進会議セラミックス分科会デザイン担当者会議
 「産業技術連携推進会議ナノテクノロジー・材料部会セラミックス分科会デザイン担当者会議」の略
 本会議は、セラミックス分科会会員機関の内、陶磁器部門のある試験研究機関によって構成されています。参加機関相互の交流、情報交換を通じて、陶磁器のデザインに関する情報を発信し、かつ伝統的技術と先端技術の交流を推進し、セラミック産業の振興、活性を図ることを目的に開催されています。
※5
焼成収縮
 陶磁器焼成の際に生じる焼き縮みのこと。収縮が大きいほど変形が大きくなる。
※6
朱泥(しゅでい)
 せっ器の一種で鉄分を多く含み赤褐色に発色する緻密堅牢な半磁器質の陶磁器で、常滑や万古で産する急須や茶器が知られている。