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のびのび子育て【設楽町田峯分譲地のお母さんたち】

田峯小学校と分譲地

設楽町田峯(だみね)地区。

段戸裏谷原生林に代表される広大な森林と、田峯田楽、子ども歌舞伎など伝統芸能や歴史文化が受け継がれている奥三河の山里です。

田峯分譲地は、過疎化・少子化を受け児童数が減少する中、小学校存続の危機を回避するため都市部の若い家庭に移住してもらおうと、地区住民自ら山を切り開き、整地、宅地造成、区画割りを行った手作りの分譲地です。

今回はここに家を建て田峯の住人となった4人のお母さんたちに田峯のことを色々お聞きしました。

田峯の生活について

4人のお母さんたち

田峯の良いところをお聞きしたところ、まず、水がきれいでおいしいこと。この地区の水道は上流の清流から引いており、そんな水で炊いたごはんの味も都会とは違うそうです。保育園でお子さんが好きな食べ物を「白いごはん!」と答えたとか。お母さんとしては「他の料理も…」と少し複雑だったそうですが、ただのごはんがそれくらいおいしいということですよね。また、コンニャクが苦手だったお子さんも、設楽町特産のコンニャク「だけ」はお気に入りでペロリと食べてしまうとか。

防犯や安全の面でも、見かけない人が来るとすぐにわかるし、住民の誰かがいつも周りにいて子供たちを見てくれているから安心なんだそうです。

豊かな自然に囲まれているので子供たちと山や川でよく遊ぶようになり、野生のキツネやサルを見ることができて子供も喜んでいるそうです。飼い犬はサルと仲良しになって一緒にエサを食べるようになったとか。犬猿の仲はどうしちゃったの?

次に田舎暮らしで不便なところをお聞きしたところ、買い物、病院などが遠いということでした。買い物は車で離れたところへ行かないといけないのでガソリン代がかかってしまいますが、逆に頻繁に買い物にいけないから無駄づかいが減ったかもしれないそうです。学校も高校から先を考えると進学、就職できるところがどうしても限られてしまうのでそのときが来たらたいへんかも知れない。でも人間的に心豊かに育ってくれれば多少ガソリン代がかかってもその方が良いそうです。どこに住んでも良い面悪い面はあると思いますが、平和な暮らしと安全な環境はお金を出してもなかなか買えませんからね。

子ども歌舞伎

田峯子供歌舞伎

田峯小学校の生徒は、毎年、田峯観音で子ども歌舞伎を演じています。子供たちはわずか3日間の台詞練習で全て覚えてしまうそうです。地域一丸となって練習を重ねるうちに、人前に出るのが苦手な子でも舞台度胸がどんどん備わってきて本番当日は見事な歌舞伎役者となってしまうとか。

また、子ども歌舞伎は3年に1回海外公演を行っていて、地元で作った干し柿やゆず、自然薯を販売して渡航資金に当てているそうです。ほんとに地域全体が協力し合っているんだなあと思いました。

田峯小学校は全校生徒15名ほどの小さな学校なので、子供たちは普段の生活においても人が少ないので自分がやらなきゃと責任感が芽生え、移住する前より積極的になるそうです。

その上、海外を含めた歌舞伎公演など、都市部ではなかなか味わえない生活を送ることができるなんて。子育てするには田舎は最高の環境といっても言い過ぎではないかもしれません。

アドバイス

田峯小学校の子供たち

これから田舎暮らしを考えている人たちへ一言アドバイスをお願いしました。

「何とかなるという気持ちでOK。ただし、年をとってからのこともよく考えて。」

「地区の寄り合いや行事に顔を出すことが大切。」

「自分のできる範囲で無理をしないこと。」

「実際に滞在してみて周りの空気を感じてから定住するか決めてはどうか。」

定住がうまく実現するには、受け入れる側のサポート体制やコミュニケーションが取りやすい環境づくりが重要ですが、田峯地区ではそれが非常にうまくいっている印象を受けました。地域が子どもを大切にしていることが良くわかりました。

 

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