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議事概要:平成22年度第2回(第15回)審議会(平成22年10月27日開催)

平成22年度第2回愛知県男女共同参画審議会

1 日時

平成22年10月27日(水曜日)午前10時から11時15分まで

2 場所

愛知県自治センター 4階 大会議室

3 出席者数

委員16名

 愛敬委員、荒谷委員、荻野委員、後藤委員、榊原委員、佐々委員、鈴木委員、坂野委員、広瀬委員、廣瀬委員、増田委員、間野委員、丸岡委員、森下委員、横井委員、若松委員

 (欠席者:伊藤委員、江本委員、古林委員、山中委員)

事務局5名

4 傍聴者数

4名

5 審議概要

○議 題

「新あいち男女共同参画プラン(仮称)の基本方向について」(答申案)について

・部会で作成した「新あいち男女共同参画プラン(仮称)の基本方向について」(答申案)について、広瀬部会長から報告があった。

・各委員から質問・意見等があり、それに対し、部会委員及び事務局より説明を加え、最後に会長が取りまとめた。

・答申案については、大枠については認めていただき、各委員から出された意見を踏まえ、会長、部会長、事務局で相談し、若干修正した上で、最終的な答申を11月12日に会長から副知事へ手渡すこととなった。

・新プラン策定に向けての今後のスケジュールについて、事務局より報告を行った。

 

<各委員の意見要旨>

◆ 全体について

・現プランはあまりにも網羅的すぎたため、今回、基本的施策を10に絞ったことは評価できる。

・語尾が「支援していく必要がある」という表現になっているものがあるが、「支援」には財政的な支援も含めたレベルを、審議会として県に求めているのか。「支援」という言葉を使う以上、重い意味を含むのではないか。

・大変分かりやすく適確にまとめられていて結構である。これは基本方向であるので、今後これを基に新プランを策定する中で、具体的な分かりやすい目標設定等に力を入れていただきたい。

・現プランと新プランの特徴があれば教えていただきたい。新プランにおける愛知県の独自性があれば教えていただきたい。

◆ 「重点目標1 男女共同参画社会に向けての意識改革」について

・「人権の尊重」は非常に重要なことではあるが、現プランには重点目標1に「人権の尊重」が入っているばかりに、男女共同参画の計画であることがあいまいになっているという印象があった。今回、重点目標1に基本的施策2「男性にとっての男女共同参画」、基本的施策3「子どもにとっての男女共同参画」を入れたことは、ターゲットが明確になり、一歩前進である。

・「男性にとっての男女共同参画」のところに、「高齢男性の地域活動への参画支援」が入っていることは違和感がある。

・今、経済不安や雇用の悪化があり、男性の自殺者が増加しているという記述から、「男性にとっての男女共同参画」という視点は大事な事であると思う。

・地域では、男性が男女共同参画という言葉に対して違和感を持っており、女性が政治等に参画することを嫌う傾向が見受けられるので、意識改革は男性からはじめていってほしいと強く感じている。

・「子どもにとっての男女共同参画」のところで、「進路選択を支援していく必要がある」という表現があるが、この表現には違和感がある。

・今、学校現場でもとりわけキャリア教育ということが大事にされているが、生き方指導ということで、「子どもにとっての男女共同参画」も重点として必要である。

◆ 「重点目標2 あらゆる分野への社会参画の促進」について

・基本的施策4は「政策・方針決定過程への女性の参画の拡大」と大きな話であるのに、その中間がなく、基本的施策5が突然「地域活動」の話になっているのはなぜか。例えば、その中間くらいの「社会貢献」とか、もう少し広い意味での地域に限らない活動も含めて書かれた方がいいのではないか。

・「基本的施策4 政策・方針決定過程への女性の参画の拡大」のところで、「県職員の管理職などへの女性の登用」が入っているが、県内の各企業もそれぞれ女性リーダーの育成に力を入れているので、そうしたニュアンスもここに入るとよい。

・地域で仕事をしていて、地域で女性が少ないということや、女性の登用が難しいということを感じていたので、このように施策として盛り込まれたことは評価できる。

◆ 「重点目標3 多様な働き方を可能にする環境づくり」について

・最近、育児不安や、働かなければいけない状況など深刻な問題があり、1~2歳の子どもを保育園に預ける人が急に増えていると聞く。新プランが、皆が納得できるようなものとなり、仕事と生活の調和を推進していくことができるようになるとよい。

◆ 「重点目標4 安心して暮らせる社会づくり」について

・基本的施策8「人権の尊重と様々な困難を抱える人々への支援」のところで、高齢者、母子・父子世帯、外国人女性の自立した生活に対する支援が入っているが、障害者が入っていないことが少し気になった。

・身近に不妊治療で大変な思いをされている女性が多いので、こういう施策が盛り込まれることは非常によい。

・女性の子宮がん・乳がんの普及啓発は大切であるので、施策に盛り込まれたことは評価できる。

◆ 「計画の推進」について

・これからの鍵は「連携」であると思う。企業と大学が連携していくことも必要である。

・実効性を持たせるという点で、ネットワークづくりは重要であるが、その核になるのがここの記述ではウィルあいちとなっている。これだけでいいのか。

 

<部会委員の発言要旨>

・「男性にとっての男女共同参画」は大事であり、男性も育児や家事に参画していくことが重要である。「男性にとっての男女共同参画」、「子どもにとっての男女共同参画」を入れたことを皆様に評価していただけてよかったと思う。

・分かりやすい形にするために、内容を絞り込んでいったので、不満を感じる部分はあるとは思う。また、予算や県の計画などを考え、実行可能かどうかということも勘案している。

・県が直接実施できる事業なのか、指導にとどまるのかなど、一つ一つチェックしながら表現を考えた。「支援」という表現になっているところは、県が直接手を出せるかどうかの境目にあるところである。審議会から県にこうしてほしいとお願いするという答申の性質上、表現が中途半端になっているところは御理解いただきたい。

・10年後も通用するものがいいと考えていたが、議論していく中で、現状の把握と現状への対応にとどまってしまったことが自分自身の反省である。

・国の第3次基本計画の答申は、なぜ男女共同参画が進まなかったのかという反省に重点を置いていたので、県のプランについてもこの反省点を踏まえて議論を進めた。

・なぜ地域活動が出てくるのかという質問があったが、各委員からも、「地域では女性が少ない」、「地域では男性が男女共同参画に拒否感を持っている」という意見があったように、それが地域の実情であり、質問に対する答えであると思う。

・答申案のはじめにも記述されているように、男女共同参画社会実現に向けた取組は着実に進められてきたが、十分な成果につながっているとはいえないという現状で作成した答申である。国の答申や本県の現状等も踏まえて、できるだけ重点を絞り、実行可能性を見越して作成した。

 

<事務局の発言要旨>

・「支援」という言葉には、財政的な意味までは含んでおらず、啓発、ネットワークづくり、連携など何らかの方法で支援していくという意味である。

・地域活動においては女性の参画が多いが、政策・方針決定過程に参画できる女性はまだ少ないという現状と、環境、防災、観光まちづくり分野は特に女性の参画が今後求められる分野と言われていることから、「地域活動における女性の地位向上と活動分野の拡大」を重点的に取り組むこととして取り上げた。

・「男性にとっての男女共同参画」は、男性が育児や家事に参画するということだけではなく、「男性が家計を支えなければならない」というプレッシャーから、経済的な理由で自殺する男性も多いため、そうしたプレッシャーの解消や、ずっと働き続けてきた男性が高齢になったときに、地域で孤立してしまうことがあるため、高齢男性の地域活動への参画支援といったことも必要である。

・「推進体制の整備・充実」のところにはネットワークづくりとはあえて記述していないが、「大学、企業、NPO、地域団体等との連携・協働の推進」もネットワークづくりと同じ意味で、県としても多様な主体との連携に取り組んでいく。

・現プランが数値目標を多く盛り込んだことを一つの特徴としていたのに対し、新プランは重点を絞り、男女共同参画に直接的に関係が深い数値目標に絞っていきたいと考えている。

・重点目標として、「男女共同参画社会に向けての意識改革」と「あらゆる分野への社会参画の促進」を引き続き取り組むとともに、新たに「多様な働き方を可能にする環境づくり」と「安心して暮らせる社会づくり」を盛り込み、取り組んでいくことは本県の独自性ではないか。特に、本県は、全国と比較して、女性の就業率は高いが、出産・育児期の女性の就業率は低いという傾向があるので、「仕事と生活の調和の推進」に重点的に取り組んでいかなければならない。

・障害者については、昨年度審議会において現プランの取組の評価をした際に、男女共同参画と直接的には結びつかない記述が多いという意見があった。今回は、障害があることに加え、女性であることで複合的な差別を感じている人への配慮については記述しているが、具体的な障害者支援については、県が別に策定している障害者計画の方で取り組んでいくこととなる。

 

<会長の発言要旨>

・本県は、大都市的な要素と農村的な要素の両方を持っており、市町村によって課題の違いがあることが一つの特徴である。また、製造業が強い地域であることが、女性のM字型の働く意識にも反映していると言われている。しかし、これまで製造業に支えられてきた分、ここ数年の厳しい状況によって生じた課題が生活に忍びよってきている。新プランが、本県の特徴とここ数年の社会の大きな変化を取り入れた内容となるとよい。

6 会議資料

◆ 新あいち男女共同参画プラン(仮称)の基本方向について(答申案)の概要

◆ 新あいち男女共同参画プラン(仮称)の基本方向について(答申案)

◆ 新プラン策定に向けてのスケジュール

問合せ

愛知県 県民生活部 男女共同参画推進課
E-mail: danjo@pref.aichi.lg.jp