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主な食中毒とその予防対策 【腸炎ビブリオ食中毒】

ページID:0005990 掲載日:2010年12月8日更新 印刷ページ表示
腸炎ビブリオの画像

       <撮影:愛知県衛生研究所>

概要

腸炎ビブリオ食中毒
概要

主として海産性の食品を摂取することによっておこる食中毒で、海水温の高い8,9月を中心に5~11月の間に多発している

性質

・食塩濃度2.5%~3.0%(海水と同じ)でよく増殖する
・増殖スピードが速い
 (他の菌は約20分で2倍に増えるが、本菌は約10分である)
・真水や酸に弱い
・潜伏時間は18時間前後
・熱に弱い
・沿岸、近海付近に分布
・凍結状態でも長期生残する

原因食

生鮮魚介類が主であって、その他は魚肉練り製品、折詰弁当、漬物、サラダ類と多種にわたっている(生鮮魚介類を調理した器具、手指などを介して二次汚染する)

主な症状

・腹痛(胃部又は上腹部の激痛で胃けいれん様)
・下痢(必発で数回~10回程度の場合が多く水様便、まれに粘血便)
・発熱(37℃~38℃、39℃以上は少ない)
・嘔気(又は嘔吐)

予防対策

・魚を買ってきたら水道水で良く洗い、冷蔵庫に入れるときは他の食品につけないように包む
・まな板、包丁、ふきん、バット等は魚介類専用のものを用意し、生食用と加工用を区別して使用する
・夏場は魚の生食を極力避け、酢の物、煮魚、焼魚として食べる
・4℃以下の保存に努め、冷凍品解凍時には他の食品を汚染しないように注意する

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問合せ

愛知県 健康福祉部 保健医療局生活衛生課

E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp