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食中毒予防のポイント

家庭における食中毒予防のポイント

 平成10年からの5年間で、全国では1万件を超える食中毒が起き、17万人を越える患者が発生しました。食中毒と言うと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因となると思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも起きます。
 家庭での食中毒では、患者が1人や2人のことが多く、食中毒とは気づかないことがあります。ただ、食中毒と気づかれず治療が遅れ、重症になることもあり、家庭での食中毒予防も大切です。
 家庭における食中毒予防のポイントとしては、WHO(国際連合の専門機関の一つ、世界保健機関)が発表し25カ国以上に紹介されている「食品をより安全にするための5つの鍵」と、厚生労働省が米国農務省食品安全検査局の資料を元に作成した「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」があります。

食品をより安全にするための5つの鍵

1. 清潔に保つ
 食中毒などを起こす有害な微生物は、手や調理器具(布巾やまな板など)に付いていることがあり、食べ物に移り食中毒を起こす心配があります。


2. 生の食品と加熱済み食品とを分ける
  生の食品(魚、卵、肉など)やその肉汁には、有害な微生物がいることがあり、調理準備中や保存中に他の食べ物に移ることがあります。


3. よく加熱する
  適切な加熱は、ほとんどの微生物を死滅させます。挽肉や大きな肉の塊は、熱が通りにくいので特に注意が必要です。


4. 安全な温度に保つ
  温度を5度以下、又は60度以上に保つことで、多くの微生物が増えるのを遅らせたり止めたりできます。


5. 安全な水と原材料を使う
  料理に使う材料は、水や氷も含めて危険な微生物や化学物質に汚染されている可能性があります。新鮮で良質な材料を選び、適切に下処理することで危険を減らせます。

家庭でできる食中毒予防の6つのポイント

ポイント 1 食品の購入 (5つ目の鍵 安全な水と原材料を使う)

肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を選びましょう。
表示のある食品は、消費期限などを確認しましょう。
アレルギーを抱えた家族がいる場合は、原材料表示も確認しましょう。

ポイント 2 家庭での保存 (1つ目の鍵 清潔に保つ)(4つ目の鍵 安全な温度に保つ)

冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷蔵庫や冷凍庫は詰めすぎると、温度が下がりにくくなります。目安は、7割程度までです。
冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下が目安です。
冷蔵でも、細菌が死ぬわけではありません。早めに使いきるようにしましょう。
肉や魚などは、ビニール袋などに入れ、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないようにしましょう

ポイント 3 下準備 (1つ目の鍵 清潔に保つ)(2つ目の鍵 生の食品と加熱済み食品を分ける)(5つ目の鍵 安全な水と原材料を使う)

台所のチェックをしましょう。
ゴミは捨ててありますか?
タオルや布巾は清潔なものと交換してありますか?
せっけんは用意してありますか?
調理台の上はかたづけて広く使えるようになっていますか?
井戸水を使用している家庭では、水質に十分注意してください。
色や濁り、異臭はありませんか?
水質検査は受けていますか?
生で飲む場合は、塩素滅菌機をつけると安心です。
手を洗いましょう。
調理前や、生の肉、魚、卵を取り扱った後には、手を洗いましょう。
動物に触ったり、トイレに行ったり、おむつを交換したり、鼻をかんだりした後の手洗いも大切です。
肉や魚などの汁が、他の食品にかからないようにしましょう。
生の肉や魚を切った包丁やまな板で、他の食品を切ることもやめましょう。
野菜は、よく洗いましょう。
包丁、まな板、布巾などは、使った後すぐに、洗剤と流水で良く洗いましょう。
布巾は、清潔なものと交換しましょう。漂白剤に1晩つけ込むと消毒効果があります。
包丁、食器、まな板などは、洗った後、熱湯をかけると消毒効果があります。

ポイント 4 調理 (1つ目の鍵 清潔に保つ)(2つ目の鍵 生の食品と加熱済み食品を分ける)(3つ目の鍵 よく加熱する)

調理を始める前にもう一度、台所を見渡してみましょう。
下準備で台所が汚れていませんか?
タオルや布巾は乾いて清潔なものと交換しましょう。
そして、もう一度、手を洗いましょう。
加熱する食品は十分に加熱しましょう。
目安は、中心部が75度以上で1分間以上の加熱です。
電子レンジでは、電子レンジ用の容器を使い、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜましょう。
調理済みの食品や生のまま食べる食品は、肉や魚など生の材料に触れないようにしましょう。
菜ばしや調理器具類も使い分けましょう。

ポイント 5 食事 (1つ目の鍵 清潔に保つ)(4つ目の鍵 安全な温度に保つ)

食卓に付く前に手を洗いましょう。清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。
温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておきましょう。
調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。(菌の種類によっては、1時間で60倍以上に増えてしまうものもあります。)

ポイント 6 残った食品 (1つ目の鍵 清潔に保つ)(3つ目の鍵 よく加熱する)(4つ目の鍵 安全な温度に保つ)

残った食品を保存する前には、手を洗いましょう。
残った食品を保存する時には、きれいな器具、容器を使いましょう。
残った食品を温め直す時も十分に加熱しましょう。
味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。
ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。

問合せ

愛知県 一宮保健所
電話:0586-72-0321
総合相談窓口電話:0586-72-1699
FAX:0586-24-9325
E-mail: ichinomiya-hc@pref.aichi.lg.jp