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大雨行動訓練の実施方法

大雨行動訓練の実施方法

大雨行動訓練の概要

  • 洪水ハザードマップから、最大浸水深が分かった!
  • 手づくりハザードマップから、逃げるときの注意事項も分かった!

それでは、いつどんな情報でどのように判断して行動に移せばいいのでしょうか

 

“玄関の外では、経験したことのないほどに猛烈な雨が降り続いています。
目の前の道路が冠水し、手づくりハザードマップに青く塗られた場所に大きな水溜りが広がってきました。”

このまま雨が降り続けば、東海豪雨やそれ以上の水害になるかもしれません。
果たして、防災情報は、誰から、どこから、どのように伝わってくるのでしょうか?

そうした“いざ”といった状況において、正しい判断をするために、日ごろから大雨行動訓練に取り組みましょう!
この訓練は、手づくりハザードマップを手に年に1回まちを見て歩くことで、地域の水害特性や、いざといったときの高台が確認できるのみではなく、行政からどういったときに、どのような方法で防災情報が伝達されるのか(されないのか)を学ぶことができます。

 

居安思危 (こあんしき)

「備え(そなえ) あれば 患い(うれい) なし」

これは、中国の古典「春秋」の注釈書「春秋左氏伝」左丘明の作と伝えられる有名はことわざで、皆様も一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

その全部をご紹介すると、

居安思危 思則有備 有備無患

  安きに居りて危うきを思う
  思えばすなわち備えあり
  備えあれば患い無し

備えあればはよく使われますが、「安きに居りて危うきを思う」つまり、平穏無事なときに危機のときを思い浮かべる考えることが、患いを無くすと説いていることが重要です。

平穏無事な今だからこそ、是非、皆様も大雨行動訓練で日ごろの備えに取り組んでみてはいかがでしょうか。

大雨 “避難” 訓練ではありません。大雨 “行動” 訓練です。

地震では、まず頭を守り身の安全を確保して、揺れが収まったら広場に出て建物の倒壊に備えます。

そうしたセオリーが、水害には見当たりません。
水害では、 雨の降り方によって地域の小規模な浸水から、河川はん濫に拡大するなど、その様相が変化します。
また、避難行動を判断するタイミングも同じ地域にお住まいの方でも、地形や、家の高さ、構造などによって異なります。

自宅の2階に待機して情報収集に努める「垂直避難」か、 自宅から屋外に出て避難所や高台に避難する「屋外避難」かを、 水害の状況を正しく判断して選択しなければなりません。

そのため、まずは目の前の災難から「避難する」ことが大切なのことは言うまでもありませんが、目の前に浸水が来たときに、市町村の指定する避難所に避難すべきか、自宅の2階などで難を逃れるすべきか、はたまた地域のより高台に避難すべきか・・・

日ごろから手づくりハザードマップと、洪水ハザードマップで訓練を実施して、いざといったときの判断力を養い、正しい行動の指針とするために大雨「行動」訓練という名称となっております。

大雨行動訓練の実施手順

大雨行動訓練は、1日3時間、3つのステップに分けて作業をします。

  • ステップ1 運営者企画会議
                   ↓
  • ステップ2 勉強会 (1時間)
                   ↓
  •  ステップ3 訓練の実施 (2時間)

ステップ1 運営者企画会議

運営者企画会議

運営者企画会議は、町内会役員の方など、手づくりハザードマップを作成をする有志の方が、中心となって、マップづくりに必要な事項を話し合い、取り決めます。

運営者企画会議の概要は、次のとおりです。

  • 町内会などの地域住民団体等と、市町村が実施主体となって実施します。
  • 防災NPO法人に支援を要請すれば、契約等の事務の支援、ファシリテータ(促進者)と補助人員の派遣、各手引き等の印刷・提供といった幅広い支援が得られます。
  • 運営者企画会議で、次の事項を話し合います。
    (詳しくは手引きをご一読ください。)
         ○役割分担(特にNPO法人との役割分担)
         ○参加者選定
         ○大雨行動訓練実施要項の立案
         ○支援者(市町村やNPO法人)への参加要請

ステップ2 勉強会

勉強会

ステップ2は、参加者が、集まって勉強会を開催します。

勉強会では、学習教材をもとに次の事項を学びます。

  • お住まいの地域の防災情報の内容と、その出所
    一言で避難勧告と言っても、地震、水害、土砂災害、高潮災害など、様々な災害に対して発令されます。
    水害において、お住まいの地域に向けて、どういった状況で避難勧告が発令されるのでしょうか?
    そうした、防災情報の発令基準や、伝達方法を市町村の職員より学びます。

  • 手づくりハザードマップ
    手づくりハザードマップを、年に一度、地域の住民で読み返してみましょう。
    浸水しやすい場所、地域の指定避難所の場所、比較的安全な高台など、地域の知恵が記載されています。

  • 過去の水害
    台風による水害で未曾有の被害をもたらした「伊勢湾台風」
    秋雨前線に長期に停滞したことにより発生した「東海豪雨」
    地球温暖化の影響と考えられる局地的に集中豪雨が発生した「平成20年8月末豪雨」

    など、水害はその原因によって様々な展開を見せます。そうした過去の水害を学びます。

ステップ3 訓練の実施

大雨行動訓練

ステップ3は、参加者が、いったん自宅に戻り、地域の連絡網を使って、一時避難所と、指定避難所を見て回ります。

勉強会と必ず同じ参加者で、同じ日に実施しましょう。

訓練は、運営者企画会議で作成した実施要項に沿って実施します

最初は、手引きにある訓練シナリオを参考に、市町村の発表する防災情報をきっかけに、一時避難所に移動し、指定避難所に移動しましょう。

町内会など地域団体では、連絡網の確認に、
参加者個人個人では、家族の連絡方法や、手づくりハザードマップに記載された地域の水害特性の確認に役立てましょう。

大雨行動訓練実施の手引き

大雨行動訓練の実施にあたっては、A3版1枚の手引きを提供しています。

運営者は必ず手引きを読み、「大雨行動訓練実施要項」を作成しましょう

参加者は、作成した実施要項に合わせて、訓練に参加します。

大雨行動訓練実施の手引き

  • 大雨行動訓練実施の手引き

    大雨行動訓練の実施手引きです。運営者の方に向けたシナリオの考え方や、準備する内容、また参加者に向けた訓練次第の作成方法がまとめられています。 A4版4ページ

  • ppt学習教材(命を守る情報について)

    大雨行動訓練(入門編)の勉強会を支援する学習教材です。パワーポイントで作成してあり、防災情報など命を守る情報の意味や入手方法が学べます。

  • ppt学習教材(過去の水害事例)

    大雨行動訓練(入門編)の勉強会を支援する学習教材です。パワーポイントで作成してあり、過去の水害事例を学べます。

問合せ

愛知県 建設部 河川課 企画グループ
TEL:052-954-6553
E-mail: kasen@pref.aichi.lg.jp

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