ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > 健康管理 > 犬におけるエキノコックス症の発生に伴う注意喚起について

犬におけるエキノコックス症の発生に伴う注意喚起について

犬におけるエキノコックス症の発生に伴う注意喚起について

 平成26年4月4日付けで半田保健所管内の動物病院の獣医師から、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」に基づき、犬のエキノコックス症を診断した旨の届出がありました。

 エキノコックス症は、動物においては犬のみを対象とした感染症法に基づく獣医師の届出対象疾病で、人と動物に共通する感染症ですが、適切に予防すれば人への感染の危険性はありません。

1 エキノコックスについて

 エキノコックスは、もともと北海道のキタキツネにいる寄生虫です。北海道では、主にキタキツネ(終宿主)と野ネズミ(中間宿主)の間で広がっています。エキノコックスはキツネ以外に犬も終宿主となります。

2 エキノコックスに感染した犬について

 本年1月から3月に動物保護管理センター知多支所が捕獲した8頭の犬のうち、阿久比町内の市街地から離れた山野で捕獲した1頭の糞便からエキノコックス(多包条虫)の虫卵の遺伝子が検出されました。

 なお、エキノコックス(多包条虫)の虫卵が検出された犬は既に殺処分されており、当該犬からの人への感染防止対策は図られております。 

3 エキノコックスの人への感染について

 エキノコックス症は、人と動物に共通する感染症で、日本では、毎年北海道で10人から20人程度の患者報告があります。エキノコックスに感染したキツネや犬の糞便により汚染された食物・水などを、人が偶発的に飲み込むことにより感染します。一般的に症状が現れるのは、感染してから10年前後(小児では進行が早く、約5年から)です。

 エキノコックスは、人の体の中では主に肝臓や肺に寄生し、肝不全などの障害を引き起こすことがありますが、人から人への感染はありません。なお、適切に予防すれば人への感染を心配する必要はありません。

エキノコックスの感染経路(この図は、IDWR.2001年第48号より引用、一部改編))

エキノコックスの感染経路(この図は、IDWR.2001年第48号より引用、一部改編)

4 予防方法

 エキノコックス症の予防方法としては、虫卵が口に入らないよう、一般的な衛生対策を行うことです。

 特に、阿久比町及びその周辺地域(半田市、常滑市、知多市、東浦町、武豊町及び美浜町)にお住まいの方は、以下のことについて注意しましょう。

1  野山に出かけ、帰ったときはよく手を洗うこと。

2  衣服や靴についた泥はよく落とすこと。

3  沢や川の生水は飲まないこと。

4  山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べること。

5  犬の放し飼いをしないこと。

6 野生動物と不用意な接触を避けること。(餌付けの禁止や生ゴミ管理の徹底)

5 今後の対応

 当該犬が生息していた地域周辺で捕獲された野犬等について、エキノコックスの感染状況の調査を実施しています。
 調査結果は、衛生研究所ホームページに掲載されています。

6 エキノコックスに関するQ&A

 エキノコックスに関するQ&Aはこちらのファイルをご覧ください。

7 相談先等

 最寄りの保健所で相談を受け付けています。

 飼っている犬について、エキノコックスの感染が心配な場合は、かかりつけの獣医師に御相談ください。

エキノコックスの詳しい情報は次のホームページでも入手できます。

厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/02.html

国立感染症研究所 http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g3/k01_48/k01_48.html

北海道庁 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/0000contents/ekino/

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)