ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > くらし・安全・環境 > 生活・交流 > 消費生活 > 「アンケートに答えてほしい。」と声をかけ、電話やメールで来訪を要請するアポイントメントセールスを行っている2事業者に業務停止命令(3か月)

「アンケートに答えてほしい。」と声をかけ、電話やメールで来訪を要請するアポイントメントセールスを行っている2事業者に業務停止命令(3か月)

平成23年3月31日(木曜日)発表

勧誘目的を告げずに来訪を要請し、不当な行為で高額な帯、着物を販売

  路上で女性に「アンケートに答えてほしい。」と声をかけ、販売目的を隠して電話やメールで営業所に誘い出し、不実のことを告げたり、長時間にわたる迷惑な勧誘を行うなどして帯や着物の購入契約を締結させていた2事業者に対し、平成23年3月31日付けで特定商取引に関する法律(以下「特定商取引法」という。)第8条に基づく業務停止命令並びに県民の消費生活の安定及び向上に関する条例(以下「条例」という。)第13条の3に基づく勧告を行いました。

1 事業者の概要

(1)事業者名 ベル・ラテール

・代表者 坂野 学

・所在地 名古屋市中区新栄一丁目4番30号 アイプラザ101ビル2階

・事業概要 着物の販売及びレンタル・ジュエリー販売・着物ショーの運営

 

(2)事業者名 ラ・ルーナ

・代表者 徳丸 隆

・所在地 名古屋市天白区植田西二丁目1601番地

・事業概要 呉服の販売及びレンタル・イベントプロデュース業

2 営業員が行っていた勧誘等の主な手口

(1)着物ショーのオーディションがあるから面接を受けてみませんか、などと販売目的を告げずに営業所に誘い出し、勧誘する。

(2)仕立てに出したのでキャンセルできない、発注をかけてハサミを入れてしまったらおしまいだ、などと売買契約の解除を妨げるため不実のことを告げる。

(3)消費者が断っているにもかかわらず執ように勧誘したり、又は長時間にわたり勧誘を続ける。

3 業務停止命令・勧告の内容

特定商取引法に基づく業務停止命令

 特定商取引法第2条第1項に規定する訪問販売に関する業務のうち、次の業務を、平成23年4月1日から平成23年6月30日までの3か月間停止すること。

ア 訪問販売に係る売買契約の締結について勧誘すること。

イ 訪問販売に係る売買契約の申込みを受けること。

ウ 訪問販売に係る売買契約を締結すること。

条例に基づく勧告

ア 商品を販売する意図を明らかにせず、若しくは商品を販売すること以外のことが主要な目的であるかのように告げて消費者に接近し、又はそのような広告宣伝により消費者を誘引して、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(県民の消費生活の安定及び向上に関する条例施行規則(以下「条例施行規則」という。)第2条第1号関係)

イ 消費者を電話等により営業所その他の場所に誘引し、執ように説得し、又は威圧的な言動等を用いて、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(条例施行規則第2条第8号関係)

ウ 長時間にわたり、反復して、又は早朝若しくは深夜に電話をかけ、又は訪問する等の迷惑を覚えさせるような方法を用いて、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(条例施行規則第2条第11号関係)

エ 消費者がクーリング・オフの権利を行使しようとしたにもかかわらず、当該権利に基づく契約の申込みの撤回若しくは契約の解除の主張を拒否し、若しくは黙殺し、又は消費者を威迫し、若しくは欺くことにより、当該権利の行使を不当に妨げて、契約の成立又は存続を強要する行為をしないこと。(条例施行規則第5条第1号関係)

4 参考事項

(1)「ラ・ルーナ」の代表が、平成22年6月から「ベル・ラテール」という名称で別の店を立ち上げた。

(2)「ベル・ラテール」と「ラ・ルーナ」は、着物ショーを合同開催し、素人モデルになれば着物の生地をプレゼントなどと書かれたチラシで顧客を誘引していた。

5 愛知県内の相談受付件数(平成23年2月末現在)

(1)ベル・ラテール(12件)

 平成22年度 12件

(2)ラ・ルーナ(30件)

 平成21年度 5件 平成22年度 25件

6 愛知県県民生活プラザへの相談状況(平成23年2月末現在)

(1)ベル・ラテール

・受付件数(5件)

 22年度 5件

・契約者年齢(平均 26.6歳 最低 23歳 最高 38歳)

 20歳代 4件 30歳代 1件

・契約金額(千円未満切捨て)

 平均 412千円(最低 200千円 最高 830千円)

 

(2)ラ・ルーナ

・受付件数(17件)

 21年度 2件 22年度 15件

・契約者年齢(平均 24.4歳 最低 17歳 最高 45歳)

 20歳未満 1件  20歳代 13件  30歳代 1件  40歳代 2件

・契約金額(千円未満切捨て)

 平均 794千円(最低 140千円 最高 2,300千円)

7 業務停止命令・勧告の対象となる不当な取引行為の例

不当な取引行為の例

不当な取引行為

根拠法令等

・ 「素人の着物ショーをやっている。着物ショーのオーディションがあるから面接を受けてみませんか。ショーに出た時の着物はあげるよ。」と言ってきた。【ベル・ラテール】

・ 「会社の企画で着物ショーをしている。モデルになると着物がプレゼントされる。」と言われ、メールで「社員枠を使って一次審査を受けずにモデルの面接が出来るから面接を受けて欲しい。」と誘われた。【ラ・ルーナ】

・特定商取引法第3条(氏名等の不明示)

・条例施行規則第2条第1号(販売目的隠匿)

・ 売買契約の内容を明らかにする書面に、商品の引渡時期、法人の代表者の氏名、売買契約の締結を担当した者の氏名など必要とされる事項が記載されていなかった。【ベル・ラテール】

・ 売買契約の内容を明らかにする書面に、商品の代金の支払の時期及び方法、商品の引渡時期、法人の代表者の氏名など必要とされる事項が記載されていなかった。【ラ・ルーナ】

・特定商取引法第5条(書面不備)

・ 「キャンセルできない。発注をかけてハサミを入れてしまったらおしまいだ。」と不実のことを告げて売買契約の解除を妨げた。【ベル・ラテール】

・ 「仕立て代は返せない。」と不実のことを告げて勧誘を行った。また、「着物は仕立てに出しちゃっているからもう駄目だよ。」と不実のことを告げて売買契約の解除を妨げた。【ラ・ルーナ】

・特定商取引法第6条第1項(不実告知)

・条例施行規則第5条第1号(クーリング・オフ妨害)

・ 帯や着物の販売が目的であることを告げずに、路上で呼び止め、電話やメールで顧客を誘引する方法により、不特定多数の一般人が自由に出入りしないビルの2階にある営業所で勧誘を行っていた。【ベル・ラテール】

・特定商取引法第6条第4項(公衆の出入りしない場所での勧誘)

・ 消費者が断っているにもかかわらず、「サインだけでもしなさい。生地は切っちゃうから払ってもらわなければならない。」などと言い、4時間以上も勧誘を続けた。【ベル・ラテール】

・ 男3人に囲まれて帰れる雰囲気ではなく、3時間にわたり勧誘された。【ラ・ルーナ】

・特定商取引法第7条第4号、特定商取引法施行規則第7条第1号(迷惑を覚えさせる勧誘)

・条例施行規則第2条第8号(アポイントメントセールスによる強引勧誘)

・条例施行規則第2条第11号(長時間の迷惑勧誘)

勧誘事例・関係法令

  • 勧誘事例(jirei [PDFファイル/191.02 KB])

    「ベル・ラテール」勧誘事例1~4 「ラ・ルーナ」勧誘事例1~4

  • 関係法令(hourei [PDFファイル/131.81 KB])

    特定商取引に関する法律(抜粋)、特定商取引に関する法律施行令(抜粋)、特定商取引に関する法律施行規則(抜粋)、県民の消費生活の安定及び向上に関する条例(抜粋)、県民の消費生活の安定及び向上に関する条例施行規則(抜粋)

問合せ

愛知県県民生活部県民生活課
消費生活相談・啓発グループ
担当:柴田・蛭川
内線:5031・5032
ダイヤルイン:052-954-6165

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)