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無料体験等で誘い、高額な痩身エステを執拗に勧誘して契約させ解約の申出を妨害していたエステティックサロン事業者に業務停止命令(3か月)

平成23年10月26日(水曜日)発表

不当な行為でエステティックサービス契約を締結させていた事業者に対し、業務停止命令を行いました。

  無料体験等で誘い、主に20歳代の女性に「私が担当したから安くする。」等と不実なことを告げながら執拗に勧誘し、消費者が解約を申し出ると「お店に来てください。」等と解約を妨害していた事業者に対し、平成23年10月26日付けで特定商取引に関する法律(以下「法」という。)第47条に基づく業務停止命令並びに県民の消費生活の安定及び向上に関する条例(以下「条例」という。)第13条の3に基づく勧告を行いました。

1 事業者の概要

(1)事業者名 株式会社アビス

・代表者 代表取締役 安田裕子

・所在地 名古屋市中村区名駅四丁目4番19号 マルイト名古屋ビル7階

・サロン名 ABYSS名駅店(旧インナーボディー名駅店) 

・業務内容 エステティックサロン(特定継続的役務提供)

2 営業員が行っていた勧誘等の主な手口

(1)名古屋駅周辺で通行人に声をかけたり、割引クーポンサイトなどで集客し、ネイル、まつ毛エクステ、フットマッサージの施術後に、痩身エステの無料体験等が受けられると誘引していた。

(2)痩身エステの無料体験等の後、エステティックサロンの個室において、消費者がエステテイックサービスの契約を断わっているのもかかわらず、執拗に勧誘を続けるなど、消費者に迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘していた。

(3)「私が担当したから安くする。」「この値段は特別。今日だけ。」などと役務の対価について不実のことを告げたり、悪い形のO脚の写真を見せながら「このままではこの様になってしまう。20歳なら直せる23歳では遅い。」とエステを受ける必要性について不実のことを告げて勧誘し、契約を締結させていた。

(4)電話でのクーリング・オフに対し「分かりました。予約が入っている日に来て。」と言いながら、店に行ったら「クーリング・オフは、はがきが必要」と言うなど、契約の解除に関して不実のことを告げたり、「今すぐお金を払ってもらえば解約できる。」などと消費者に迷惑を覚えさせるような仕方で契約の解除を妨げていた。

3 業務停止命令・勧告の内容

特定商取引法に基づく業務停止命令

 特定継続的役務提供に関する業務のうち、次の業務を、平成23年10月27日から平成24年1月26日までの3か月間停止すること。

ア 特定継続的役務提供契約の締結について勧誘すること。

イ 特定継続的役務提供契約の申込みを受けること。

ウ 特定継続的役務提供契約を締結すること。

条例に基づく勧告

ア 消費者の契約を締結するか否かについての判断に通常影響を及ぼすべき事項について消費者に事実と異なることを告げ、若しくは誤信させるような情報を提供して、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(条例施行規則第2条第4号関係)

イ 役務の質又は取引条件が実際のものよりも著しく優良であり、又は有利であると消費者を誤信させるような言動等を用いて、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(条例施行規則第2条第5号関係)

ウ 長時間にわたり、反復して、又は早朝若しくは深夜に電話をかけ、又は訪問する等の迷惑を覚えさせるような方法を用いて、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結させる行為をしないこと。(条例施行規則第2条第11号関係)

エ 消費者がクーリング・オフの権利を行使しようとしたにもかかわらず、当該権利の行使に基づく契約の申込みの撤回若しくは契約の解除の主張を拒否し、若しくは黙殺し、又は消費者を威迫し、若しくは欺くことにより、当該権利の行使を不当に妨げて、契約の成立又は存続を強要する行為をしないこと。(条例施行規則第5条第1号関係)

4 愛知県内(県及び市町村)の相談受付件数(平成23年9月末現在)

平成21年度:28件 平成22年度:35件 平成23年度:22件

5 愛知県の県民生活プラザへの相談状況(平成23年9月末現在)

・受付件数

 平成21年度:8件 平成22年度:18件 平成23年度:10件

・契約者年齢(平均 23.6歳 最低 20歳 最高 33歳)

 20歳代 35件 30歳代 1件

・契約金額(千円未満切捨て)

 平均 545千円(最低 215千円 最高 986千円)

7 業務停止命令・勧告の対象となる不当な取引行為の例

不当な取引行為の例
不当な取引行為根拠法令等
 契約を締結しようとするときに契約の概要について記載した書面を交付しなければならないところ、当該書面に役務の提供期間がない不備があった。

法第42条第1項

【概要書面不備】

 「貴女は、今日私が担当したから、通常80万円のところ40万円にしてあげる。」「店長価格で安くしてあげる。」「この値段は特別だ、今日だけだ。」「他のエステサロンでは何百万もかかるけど、うちは格安だ。」など不実なことを告げていた。法第44条第1項(第3号)

【不実告知】

条例施行規則第2条第5号【優良・有利の誤信を招く表現】
 電話でのクーリング・オフに対し「分かりました。予約が入っている日に来て下さい。」と言いながら、店で「クーリング・オフは、はがきが必要。電話では出来ない。」と言うなど不実のことを告げていた。法第44条第1項(第6号)

【不実告知】

条例施行規則第5条第1号【クーリング・オフ妨害】
 悪い形のO脚の写真を見せながら「このままじゃあこの様になってしまうよ。貴女はまだ若い。20歳なら直せる23歳では遅い。今施術をすれば直せる。」と言うなど不実のことを告げていた。法第44条第1項(第7号)

【不実告知】

条例施行規則第2条第4号【重要事項の不実告知・断定的判断の提供】
 消費者が断っているにもかかわらず、「なんで分からないの。私がこれだけ説明しているのに。」「幾らだったら契約する。これで契約しなかったら、馬鹿だよ。ここの価格は良心的だよ。」などと迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をしていた。法第46条第3号

省令第39条第1号

【迷惑勧誘】

条例施行規則第2条第11号【長時間等迷惑勧誘】
 「辞めない方がいい。続けないと効果が無い。」「今すぐお金を払ってもらえば解約できる。」「やめるのなら10万円とか20万円とか払って。今日中に払って。」などと迷惑を覚えさせるような仕方で契約の解除を妨げていた。法第46条第3号

省令第39条第1号

【迷惑解除妨害】

条例施行規則第5条第1号【クーリング・オフ妨害】

勧誘事例・関係法令

問合せ

愛知県県民生活部県民生活課
事業者指導グループ
担当:向原・蛭川
内線:5031・5032
ダイヤルイン:052-954-6165

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