平成29年度「エコモビ実践キャンペーン」の実施結果について
平成30年2月14日(水曜日)発表
平成29年度「エコモビ実践キャンペーン」の実施結果について
愛知県では、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)の推進に取り組んでおり、「あいちエコモビリティライフ推進協議会」(会長:愛知県知事)を中心に、「エコモビ」の普及啓発をはじめとした様々な取組を行っています。
その一環として、県内の事業所が期間中、エコ通勤※を中心とした「エコモビ」に積極的に取り組む「エコモビ実践キャンペーン」を平成26年度から実施しています。
今年度は、県内の郵便業、銀行などの金融業、主要自動車メーカーをはじめとする製造業、建設業、運輸業等の民間企業、大学等の教育関係機関、経済団体、NPO法人等の各種団体、全市町村など、昨年度を上回る3,300を超える多様な事業所がキャンペーンに参加し、11月16日(木曜日)から12月15日(金曜日)までの期間中、「エコモビ」に取り組みました。
この度、その実施結果をとりまとめましたので、お知らせします。
※ 「エコ通勤」とは、クルマ通勤を控え、より環境負荷の少ない公共交通や自転車、徒歩、パーク&ライド、相乗りなどで通勤することをいいます。
1 参加事業所数 3,304事業所 (平成28年度 3,122事業所)
2 「キャンペーン」各取組項目の参加事業所数と主な取組内容
(1) 「エコモビ」情報の周知、実践の働きかけ 3,304事業所
・ 職場内でのエコモビポスター、最寄り駅等時刻表の掲示
・ 朝礼、終礼、社内会議等での周知、定期的な「エコ通勤」の呼びかけ
(2) 県内一斉「エコ通勤デー」(H29.12.6)への参加 1,729事業所
・ 職場の行事予定表に「エコ通勤デー」を掲載し、実施日を周知
・ 各従業員の勤務体制に合わせた「エコ通勤デー」参加の呼びかけ
・ 「エコ通勤デー」の実施日に忘年会を設定
(3) エコ通勤の推進 3,222事業所
・ マイカー通勤の原則禁止、従業員駐車場の削減、屋根付き駐輪場の確保
・ 近距離通勤者の自転車通勤奨励
・ 同じ方面から出勤する従業員同士での相乗り通勤の働きかけ
(4) 環境に配慮した自動車利用の推進 2,623事業所
・ 社内でのエコドライブ研修の実施
・ カーシェアリングの活用
・ 業務用自転車の活用
※ (1)の「エコモビ」情報の周知、実践の働きかけは、全参加事業所が取り組む必須項目、(2)、(3)、(4)の各項目は各参加事業所の実情に応じて取り組む選択項目。
具体的な取組事例など詳しくは、「平成29年度 「エコモビ実践キャンペーン」取組事例等」 [PDFファイル/228KB]参照。
「エコ モビリティ ライフ」について
○ 「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)とは、エコロジー(環境)の「エコ」、移動を表す「モビリティ」、生活の「ライフ」をつなげた造語であり、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分けるライフスタイルです。
○ 県民一人ひとりが、「エコモビ」を実践することにより、環境にやさしいだけでなく、安全で健康的な県民生活や、機能的で活力あるまちづくりの実現が期待できます。
○ 行政・事業者・各種団体・NPOなど幅広い分野の関係主体からなる「あいちエコモビリティライフ推進協議会」(会長:愛知県知事)を中心に、「エコモビ」の普及啓発やエコ通勤・エコ通学への転換促進、パーク&ライドの普及拡大、公共交通利用の動機付けなどに取り組んでいます。(平成30年2月1日現在の構成員数235団体・名)
※ 詳しくは、エコモビWebサイト「知って得するエコモビ実践ガイド」をご覧ください。