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見栄えの良いおこわや、おいしい餅ができる水稲新品種「こはるもち」を奨励品種に採用しました

 愛知県農業総合試験場が、平成26年3月に品種登録した新たな水稲もち品種「こはるもち」を、本日付けで、本県の奨励品種に採用しました。本県のもち品種としては、29年ぶりの奨励品種です。従来の奨励品種と比較し、優れた特徴を多く持つため、今後の普及拡大が大いに期待されます。

1「こはるもち」の特性

白米
            もち米の白米
(左:こはるもち、右:従来の奨励品種「十五夜糯」)
(1)「こはるもち」は、水稲品種の中では米粒が極めて大きいため、これまでの県内もち品種より、収穫量が約10%増収します。
大粒の「こはるもち」で炊いたおこわは、粒が際立つ、見栄えの良いものになります。また、餅は、粘りがあって良く伸び、食味に優れている特徴があります。餅をついた後の硬化は早く、短時間で成型加工が可能になるため、切り餅やあられなどの加工に適しています。
(2)「こはるもち」は、本県の現行奨励品種にはないイネ縞葉枯病の抵抗性と、刈り取り前に発芽しにくい特性を有しています。そのため、「こはるもち」の導入は、生産者の所得向上につながります。

2普及計画

こはる
  「こはるもち」栽培の様子
(1)平成31年から生産者へ向けた一般栽培種子の供給を開始する予定です。
(2)今後の普及面積は、県内の平たん部で約150haを見込んでいます。

3関連説明

(1)品種登録制度とは、植物の新品種を開発した者に育成者権を付与し、その権利を保護することにより、新品種の振興を図る制度です。
(2)奨励品種とは、県内で普及すべき主要農作物(稲、麦、大豆)の優良品種のことです。奨励品種に採用されることで、県が責任をもって、原種(生産者の栽培用種子を生産するための種子)等の生産・安定供給を行うことになります。既存品種と比べて、収量、病害虫抵抗性、品質その他栽培上の重要な特性、生産物利用上の特性が明らかに優良と認められる場合、県及び実需者も含めた関連機関で構成する奨励品種審査会議で審議した後、決定します。

(参考) 愛知県 奨励品種一覧(平成29年9月12日現在)

表
(3)もち米の用途は、主食(おこわ)、切り餅、米菓(あられ等)、和菓子(大福、おはぎ)、製粉に分けられます。
切り餅、米菓は、炊いたもち米をつき、伸ばし、成形・切断して加工されます。この工程で、伸ばした後早く固まると成形・切断しやすく、加工業者に好まれます。
(4)イネ縞葉枯病は、近年、全国的に増加傾向にある稲の重要な病気です。稲の葉に黄緑色または黄白色の縞状の病斑を生じます。生育初期に発病すると生育不良となり、茎数が少なくなって、枯れてしまいます。生育の後半に発病すると、穂が異常になり、収量が低下します。

会見パネル資料

4 問合わせ先

(1)「こはるもち」の品種特性に関すること
愛知県農業総合試験場作物研究部作物研究室 主任 井手 康人 室長 池田 彰弘
所在地 長久手市岩作三ケ峯1-1
0561-62-0085(代表) 
内線501、500
(2)奨励品種に関すること
愛知県農林水産部農業経営課
技術調整グループ 技師 小林 克弘 課長補佐 伊藤 茂
052-954-6410(ダイヤルイン)
内線3667、3663

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