ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

研究短報

 農業総合試験場は、農業の発展に寄与するため、品種改良や新技術の研究開発を行っています。

 こうした試験研究の成果について、広く県民の皆様に紹介し、技術開発の現状や農業への理解を深めていただくため、農業総合試験場の研究の中から、優れた成果や最新の研究状況を「研究短報」として、公表しています。

 「研究短報」は、年に3回程度発行していますが、このページからも各記事を閲覧できます。

研究短報 111号

カットやスライス用に適したトマト新品種「サンドパル(試交10-2)」 を開発

 「サンドパル」は、赤い果実が特徴的な200g程度の大玉のトマトです。この品種は、カットした時の果汁の液だれが少ないため、サンドイッチやサラダなどの用途に向いています。
 また、マルハナバチを放飼して受粉させたり植物成長調節剤によるホルモン処理をしなくても果実が着く単為結果性を持っているため、省力的に栽培することができます。
 消費者と生産者の双方のニーズに応えた本品種の普及により、トマトのさらなる生産並びに消費の拡大が期待できます。

 

※「サンドパル」は愛知県が取得した登録商標です。

トマト新品種「サンドパル(試交10-2)」 

カットやスライス用に適したトマト新品種「サンドパル(試交10-2)」 を開発

 

田んぼの水深を簡単に調節できる排水施設を開発

  愛知県内の水田の排水施設の多くは、コンクリート製の桝にセキ板をはめるタイプのものですが、水漏れしやすく、水位調節が容易にできない等の問題がありました。そこで、水漏れが無く、水田の湛水深を簡単に調節できる塩ビ製の排水施設を開発しました。この排水施設を既設の排水桝に差し込み、内側の管をスライドさせることにより、水稲の生育状況を確認しながら、きめ細かな水位調節(湛水深0mmから150mm)が可能になります。また、高温による玄米外観品質低下の軽減と降雨の貯留ができる深水管理にも適しています。

田んぼの水深を簡単に調節できる排水施設を開発

 

卵用名古屋コ-チン飼養管理マニュアルを改訂 ~新「卵用名古屋コ-チン」の標準性能や誘導換羽技術等の最新情報を記載~

 農業総合試験場が開発し、平成25年に普及を開始した新「卵用名古屋コーチン」に合わせて飼養管理マニュアルを改訂しました。この改訂版には、新「卵用名古屋コ-チン」の標準性能のほか、低エネルギ-飼料を用いた誘導換羽の方法や、味覚センサ-で測定した卵黄の味覚の特長など最新の技術や情報を追加しました。
 改訂版は、当場のホ-ムペ-ジからダウンロ-ドできます。(http://www.pref.aichi.jp/0000017970.html)

飼養管理マニュアル

卵用名古屋コ-チン飼養管理マニュアルを改訂

 

研究トピックス(111号)

「スプレー愛知夏1号」のボリューム向上技術

子宮深部注入カテーテルを利用した豚の人工授精技術

ショクヨウホオズキ立枯病の病原菌を特定

ヤマユリの球根養成期間短縮技術の開発

タイトルのみ表示しています。詳しい説明は下記のPDFファイルをご覧ください。

研究トピックス(111号)

 

研究短報 110号

夏の暑さに負けない水稲新品種「愛知123号」を開発

 イネは、穂が出てから実るまでの期間が高温になると、デンプンの充実不足により白濁粒が増加します。愛知県の「コシヒカリ」栽培では、その期間(8月)が高温になることが多いため、白濁粒が増え、外観品質が低下することが問題となっています。このため、「コシヒカリ」と高温に強い系統を交配し、DNAマーカーを利用して高温耐性を持つ個体を選抜することによって、「愛知123号」を育成しました。
 本品種の栽培特性、収量、食味は「コシヒカリ」と同等で、高温で栽培しても白濁粒が少なく、高い品質の米を生産することができます。 

水稲新品種「愛知123号」

夏の暑さに負けない水稲新品種 「愛知123号」を開発

 

中間台木を利用したカキ「早秋」の生理落果の防止対策

 カキ「早秋」は良食味の完全甘柿ですが、7月までの生理落果が非常に多いため、実がつきにくく収量の確保が難しいという問題があります。これを解決するために、樹勢を抑制することにより着果安定が期待できる中間台木の利用を検討しました。
 中間台木として「西村早生」及び「しだれ柿」を利用したところ、生理落果が減少し、着果率は、「西村早生」>「しだれ柿」>「中間台木なし」の順となりました。 中間台木を利用した苗木の養成には、通常の苗木より1年長い期間がかかりますが、経済年数の長いカキ栽培における利用価値は十分に高いと考えられます。

中間台木を利用したカキ「早秋」の生理落果の防止対策

 

家畜ふん堆肥の連用でキャベツ栽培における化学肥料を削減

 家畜ふん堆肥を毎年継続的に投入すると、土壌中の炭素や窒素、リン酸、カリウムの量が徐々に増加し、土壌の       肥沃度が高まります。そこで、キャベツについて、堆肥の養分を考慮して化学肥料を減らす研究を進めたところ、施肥量を大幅に削減できました。また、施肥量を減らしても、収量は化学肥料だけで栽培した場合と比べ同等以上を確保できました。
 本技術は、化学肥料のコスト低減ができると共に、ほ場外に流出する窒素量を減らすことができるため、地下水や河川の富栄養化防止にも有効です。

家畜ふん堆肥の連用でキャベツ栽培における化学肥料を削減

 

研究トピックス(110号)

輪ギクにおける短茎多収栽培技術の確立

いもち病に強い「ミネアサヒ同質遺伝子系統」の開発

未利用資源-竹-の有効活用

雌選別精液を用いて乳牛を効率的に生産!

タイトルのみ表示しています。詳しい説明は下記のPDFファイルをご覧ください。

研究トピックス(110号)

 

研究短報 109号

花色の変化が楽しめるカーネーションの新品種「カーネ愛知7号」

 花色が変化するスプレーカーネーション品種「カーネ愛知7号」を開発しました。
 この品種は、茎がしっかりとして折れにくく伸長性も高いことに加え、花色がピンクベージュからベージュ、緑黄としだいに変化する大きな特徴を持っています。
 基本となるベージュは落ち着きがあり、ブライダル等での需要が見込まれるほか、花き流通業者や消費者に花色が変化するという品種の特徴を知っていただくことで、今後の生産と消費の拡大が期待されます。

カーネーションの新品種「カーネ愛知7号」

花色の変化が楽しめるカーネーションの新品種「カーネ愛知7号」

 

WCS専用の水稲品種「たちすずか」の愛知県における適応性

 発酵粗飼料(WCS)稲は水田で作る自給飼料として、また、新たな転作作物として注目され、県内での作付面積は年々増加しています。そこで、WCS 専用品種「たちすずか」について、本県での栽培適性や収量性を調べました。
 農業総合試験場と知多地域、東三河地域での試験結果から「たちすずか」はもみと茎葉を合わせた総重量が10アール当たり3トンを超える多収であること、試験場での牛への給与試験から嗜好性も良いことが確認できました。さらに経済性について調べた結果、補助金を含めると、一般の稲作に比べ同等かそれ以上の収益が得られることがわかりました。

WCS専用の水稲品種「たちすずか」の愛知県における適応性

 

養液栽培における高温性ピシウム病害の「安全性診断マニュアル」を作成

 高温性ピシウム菌による病害が、野菜・花きの養液栽培で大きな問題になっています。被害の軽減には、発病する前の早期診断による病原菌の検出と適切な対策が重要です。そこで、農業現場において短時間で正確に病原菌を検出できる「簡易検出法」を開発しました。これを利用すると、病原菌の有無の確認や、被害の予測を簡単に行うことができます。
 さらに、簡易検出法を基に、既存の防除技術や培養液の殺菌技術を組み合わせた「安全性診断マニュアル」を作成しました。これにより、高温性ピシウム病害の早期対策が可能となり、被害を減らすことができます。

安全性診断マニュアル

養液栽培における高温性ピシウム病害の「安全性診断マニュアル」を作成

 

研究トピックス (109号)

養豚ふん尿浄化槽からリンを回収

食品加工向けの均質なてん茶栽培技術を開発

天狗ナスの栽培における日射量対応型かん水同時施肥装置の利用

88年間の肥料試験でわかった土壌のカリウム供給力

タイトルのみ表示しています。詳しい説明は下記のPDFファイルをご覧ください。

研究トピックス(109号)

 

研究短報 76号から108号まで

76号から108号までの記事は、こちらから閲覧できます
 
トップページへ

問合せ

愛知県 農業総合試験場

電話: 0561-62-0085

E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)