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常滑市の中部国際空港島において、複数台の遠隔型自動運転の実証実験を実施します

ページID:0226160 掲載日:2019年2月19日更新 印刷ページ表示

愛知県は、全国に先駆けて、将来の自動運転サービスの実現を目指し、平成28年度から先導的に大規模な自動運転の実証実験を積み重ねてきました。

今年度は、これまでの取組を更に進め、県内3市において、複数台の遠隔型自動運転車両を同時に走行させる実証実験や第5世代移動通信システム「5G」の実験無線局を活用した実証実験を行うなど、自動運転の社会実装を見据えた最先端の実証実験を実施することとしています。

昨年11月の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)及び今月9日の一宮市での実証実験に引き続き、この度、常滑市の中部国際空港島の一般公道等において、遠隔にいる1名の運転手が2台の自動運転車両を同時に遠隔監視・操作する実証実験を実施します(※1)。

あわせて、ルート上の信号機に設置した無線機と自動運転車両が通信することで、周辺環境に左右されない信号認識の実証実験を実施します。中部地域では初となる試みです。

当日は、大村愛知県知事及び片岡常滑市長が試乗し、自動運転技術をPRします。

1 常滑市での実証実験の概要

(1)実施日程

 平成31年3月3日(日曜日)から8日(金曜日)まで

実証実験スケジュール
日程 時間 内容
3月3日(日曜日) 午前10時15分から午後0時30分まで

大村知事及び片岡市長試乗

報道機関向けデモ走行 等

3月7日(木曜日)~8日(金曜日) 午前9時から午後4時まで 市民モニター等試乗

※1 平成31年1月22日に、国土交通省中部運輸局から、遠隔にいる1名の運転手が2台の自動運転車両を同時に遠隔監視・操作するシステムを搭載した自動車の保安基準の緩和認定を受けています。また、この認定を元に、愛知県警察本部、中部空港警察署による走行審査を経て、実施日までに、遠隔にいる1名の運転手が2台を同時に運用する遠隔型自動運転システムの公道実証実験に係る道路使用許可が得られる見込みです。

(2)実施ルート

中部国際空港島内(常滑市セントレア1丁目、3丁目付近) 約2km

(3)大村知事、片岡市長試乗スケジュール

10時15分~11時00分 報道機関受付

11時00分~11時40分 大村知事、片岡市長試乗等

11時40分~12時30分 報道機関向けデモ走行

(4)実証主体等

実証主体:愛知県、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、岡谷鋼機株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、KDDI株式会社、名古屋大学 ほか

協  力:常滑市、中部国際空港株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、日本信号株式会社

(5)実証内容

○ 車両内の「運転席」は無人です。車外の遠隔監視・操作拠点に設置した運転席から、2台のエスティマを同時に遠隔監視し、必要に応じて操作します。遠隔監視時の車両は、ハンドル、アクセル、ブレーキが自動的に制御され、出発地から目的地まで自動運転を行います。万一、衝突などの危険を察知した場合には、遠隔操作により、緊急停止の措置を講じます。

○ 2台の車両が時間差を置いて、追従する形で走行します。

○ 株式会社ディー・エヌ・エー及び日本信号株式会社の協力を得て、実証ルート上にある1か所の信号機において、信号機に設置した無線機から送られてくる信号サイクル情報について、自動運転車両と通信することで、周辺環境に左右されない信号認識が可能となり、安全性の向上や信号サイクルを見越した走行が可能となります。(中部地域初)。なお、本実験は、「信号制御機に接続する無線装置の開発のための実験に関する申請要領(平成30年3月 警察庁)」に基づくものです。

(6)実証車両等

トヨタ自動車(株)エスティマをベースとした自動運転車両2台を使用

2 取材について

(1)遠隔監視・操作拠点(貨物事務棟2階217会議室(※2))は、立入制限区域となっておりますので、取材に際し、事前に入構登録が必要です。取材を希望される方は、報道機関名、代表者及び同行者氏名、連絡先等を、別紙「3月3日(日曜日)取材連絡票」に記載の上、2月28日(木曜日)午後4時までに、FAX(052-954-6976)にて県産業振興課まで御連絡ください(当日、天候等の状況により中止になった場合は、個別に御連絡します)。

(2)午前10時15分から受付しますので、「第一セントレアビル正面玄関(常滑市セントレア1-1)」にお越しください。

(3)降雪時中止します。

(4)撮影は歩行者や自動運転車両の通行の妨げにならないよう御注意ください。

(5)当日の乗車はできません。委託事業者であるアイサンテクノロジー株式会社が車内に固定カメラ(GoPro)を設置します。御希望の報道機関の皆様に当日、車内映像をお渡しします(メールにて車内映像データダウンロードURLを送信します)。

  ※2 貨物事務棟へはマイクロバスで送迎します。入退館は全員同一行動となりますので御承知ください。

3 その他

  市民モニターの件については、常滑市にお問い合わせください。

  問合せ先:常滑市企画部企画課

  電話 0569-47-6111 FAX 0569-35-4329

  メール kikaku@city.tokoname.lg.jp

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