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愛知県内におけるヒアリの確認について

愛知県内におけるヒアリの確認について

 本日午後3時に、環境省中部地方環境事務所から、平成29年8月30日(水曜日)に名古屋港船見ふ頭(名古屋市港区)において事業者により発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されたとの連絡がありましたので、お知らせいたします。
 当該ヒアリは、中国・天津港より出港した貨物船にて、名古屋港鍋田ふ頭(弥富市)で陸揚げされ、陸路にて同港船見ふ頭の事業者敷地に運ばれたコンテナ(1個)内より発見されたものです。
 発見時に確認された個体については、すでに全て殺虫処分しており、確認地点付近やコンテナが一時的に留め置かれた地点周辺では、中部地方環境事務所において、名古屋港管理組合等と協力してベイト剤等を設置しています。

1 経緯

8月14日
 中国・天津港からコンテナを積載した貨物船が出港。
8月21日
 弥富市の名古屋港鍋田ふ頭に入港。当該コンテナは陸揚げ後、8月30日までコンテナターミナルで保管。
8月30日
 陸路にて鍋田ふ頭から同港船見ふ頭(名古屋市港区)の事業者敷地内へ移動し荷物を搬出。コンテナ内部に約30個体のアリを発見。これを受け、名古屋港管理組合が環境省中部地方環境事務所に通報。中部地方環境事務所職員が、事業者に、発見した個体をすべて殺虫処分すること、当該コンテナが留め置かれた地点、荷物を搬入した地点及び当該コンテナ周辺にベイト剤及びトラップを設置することを指示。
8月31日
 中部地方環境事務所が、事業者から入手したアリを詳細に確認した結果、ヒアリである可能性が高かったため、専門家に同定のためサンプルを送付。
 事業者はベイト剤等をさらに設置するとともに、当該コンテナを密封し、燻蒸消毒を実施。事業者、名古屋港管理組合、中部地方環境事務所が当該コンテナを確認したところ、当該コンテナ内部で約1,000個体のアリの死骸を発見したことから、中部地方環境事務所が事業者に対し、確認地点付近やコンテナターミナルなどコンテナが一時的に留め置かれた地点周辺にもベイト剤、トラップを設置するように指示。
9月1日
 当該アリについて、専門家がヒアリであることを確認。

2 今回確認されたヒアリについて

 確認されたヒアリは、中国から輸入された貨物コンテナの中で、女王アリ1個体を含む約1,000個体が発見されました。現段階では陸揚げした鍋田ふ頭のコンテナターミナル及び船見ふ頭の事業者敷地周辺から発見情報はありません。

3 今後の対応

 県環境部と名古屋港管理組合は、中部地方環境事務所、関係市町村と連携を図り、ヒアリの侵入の水際での防除に万全を期していきます。
県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、環境部自然環境課に県民の皆さまからの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
 また、引き続き、名古屋港管理組合は、鍋田ふ頭を始めとする名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。
 なお、環境省は、県、名古屋市等と協力し、ヒアリ確認地点の周辺2km程度の調査を実施する予定です。

4 周辺住民等の皆様へ

(1) 注意点について
・ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリが生息している可能性があるような場所(緑地帯の土や芝生の土等)には安易に手をいれないようにしてください。
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。

※ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。