愛知県庁×名城高校♪多文化共生セッション


【愛知県庁×名城高校♪多文化共生セッションの第3回目を開催しました】

愛知県では、今年度、新しい多文化共生推進プランを策定することとしておりますが、このプランに若い世代の意見を盛り込むため、名城大学附属高等学校 国際クラスの生徒と連携し、多文化共生セッションを5回行うこととしています。

その第3回目を7月14日(金)に開催しました。

まず、前回のテーマの「第二世代の活躍」について、各グループに意見発表をしてもらいました。
第二世代というのは、就労目的で来日した第一世代に対して、親に連れられて幼少期に来日したり、日本で生まれ育った世代のことを言いますが、まず、こうした世代の長所を考えてもらったあとで、活躍できる場面を考えてもらい、最後に、どのような支援をしたら活躍できるのかを考えてもらいました。

  

第二世代の特長としては、2つの言語、2つの文化を知っており、視野が広く、同じ境遇にあることから、外国人を支援しやすいのではないか、という意見が多くありました。メンタルも強く、環境適応能力が高いのではないか、という意見もありました。

活躍できる場所としては、語学力を生かしてグローバル企業で働くといいという意見もありましたが、一方で、教育の現場で、教員として、子どもたちに教えることによって、小さいころから多文化意識が高まり、また、外国籍の子どもたちの立場もわかるので適しているという意見がいくつかのグループから出ました。

 

その後、第3回目のテーマ「日本人の外国人に対する意識」に移りました。

今回は、平成28年度に、愛知県が行った「第2回県政世論調査」を使い、多文化共生について聞いた項目のうち、どのような回答が多かったかを生徒に予想してもらいました。そのあと、解答を配布し、補足説明を加えながら解説をするという形で進めました。

例えば、「多文化共生」という言葉を聞いたことがあるかという調査項目に対し、60%くらいが聞いたことがあるのではないかと予想しましたが、実際には、「聞いたことはあるが、意味はあまり理解していない」を含めても、30%くらいしか聞いたことがないという結果でした。その後、「多文化共生」と「多文化主義」のちがいなどについて解説をしました。

また、皆が安心して暮らせ、外国人も活躍できる地域社会としていくために、「外国人住民と交流する機会があれば参加したい」という回答が20%程度しかありませんでしたが、一方で、外国人県民を対象としたアンケートで日本人との交流希望を聞いたところ、もっと日本人と仲良くなりたいという人が80%近くいました。

こうした数値を示しながら、日本人の外国人に対する意識について、考えてもらいました。


これまでの3回の授業を踏まえて、夏休みの課題として、どのような支援をしたらいいかを考えてもらい、次回、9月8日(金)に提案してもらい、意見交換することとなっています。
そして、意見交換を踏まえ、ブラッシュアップしてもらって、最終回となる10月には公開で発表会を行う予定です。どんな提案をしてもらえるのか楽しみです。

<参考>
平成28年度の県政世論調査の結果は以下から見ることができます。
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/koho/0000000110.html
また、外国人の意識調査は以下から見ることができます。
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/tabunka/h28gaikokuzinkenmin-chosa.html