あいち多文化共生タウンミーティング


【あいち多文化共生タウンミーティング@名古屋を開催しました】

愛知県では、今年度、新しい多文化共生推進プランを策定することとしており、幅広い意見を取り入れるために、タウンミーティングを県内3か所で開催することとしています。

その第2回目を85日(土)に開催しました。第2回目のテーマは、「子育て・教育」で、学校現場や子育ての分野で外国人支援に関わっているお二人からの基調報告のあと、ワークショップを行いました。


今回は、スタッフを含め、54名の参加がありましたが、そのうち、多文化共生推進室で受け入れている外国にルーツを持つ高校生のインターンシップ2人と大学生のインターンシップ1人を含め、8人の外国籍の方に参加していただきました。



基調報告の1人目は、愛知県内の高等学校で外国人教育支援をやっているフィリピン出身の伊藤クリスティーナさんで、「支える側/支えられる側 両方の立場から」をテーマに話していただきました。

自らも14歳の時に日本に突然来ることになり、様々な困難にあわれたそうですが、そうした経験を踏まえて、現在、高等学校で教育支援をする中で、支援者のスキルが必要だと感じ、「支援者の支援が必要だ」と訴えました。


 

2人目は、児童発達支援・放課後等デイサービス事業を目的に一般社団法人を立ち上げた佐藤槙子さんで、「外国人の子どもの発達障害を中心に」をテーマに話していただきました。

支援をする中で、発達障害の子どもとサービスがつながるまでの必要な情報のアクセスが課題であると感じ、文化の違う保護者とのコミュニケーションや制度面での継続的な支援の難しさも課題とのことでした。



お二人のお話から、「外国人親子の居場所づくり」「保護者の子育て情報へのアクセス」「支援者と保護者の関係づくり」「子どもに対する継続的な支援」「教育現場での支援者に対する支援」「保護者の教育・進路情報へのアクセス」「発達障害」の7つにテーマをしぼり、グループに分かれ、ワークショップを行いました。



ワークショップでは、課題を掘り下げ、解決策の検討を行っていただき、解決策の中でも県にやってほしいことをまとめていただきました。その後、各グループから話し合いの結果を発表していただきました。



生まれてから高校卒業までのフローチャートのような図があるといいといった提案や伊藤さんの主張を踏まえ、支援者を支援するための場をつくってほしいといった提案がありました。

情報発信については、せめて「自由にお取りください」だけでも県で統一的に翻訳したり、県で統一的なマークをつくって市町村に配布してはどうかといった提案がありました。

発達障害については、早期の解決は難しいが関係者の事例発表や勉強会の場を設けてほしいといった提案がありました。


 

いずれも現実的な御提案で、実現に向け、検討していきたいと思います。


9月は「労働・起業」をテーマにタウンミーティングを開催します。ここで出てきた意見やアイデアを、新しいプランにたくさん取り入れていきたいと思います。