愛知県陶磁資料館

トップページ2011年度展覧会のご案内 > テーマ展示 急須いろいろ 河野百壺斎コレクション


 
   (左上)初代山田常山 「朱泥茶注」 常滑 大正〜昭和(20世紀) 当館蔵
   (右下)「紫泥茶銚」 中国・宜興窯 清時代末期〜中華民国時代 当館蔵
 
 
展覧会のみどころ
日本で最も早く女流蒙刻家として活動した河野晶苑(こうのしょうえん 本名:藤井浅子 1924〜2000)は、文人としての生き様を誇りとし、悠々たる世界に遊びを求めて、窟晃(そうちょう)と号し、文人茶に没頭しました。

晶苑は漢詩を作り俳句を好み、美味しいお茶を求めて生産者と交わり、滝れ方を追求し、その為の道具作りにまで踏み込みました。
そして道具の収集にも活動を広げ、中でも急須には早くから強い関心を寄せ、文人、煎茶家そして工芸家といった複数の立場から気に入った急須を多数収集し、それらの評価や印象などを書き残しました。

急須の中国での呼び名を「名壷(めいこ)」といいますが、晶苑は収集品には「百壷斎(ひゃっこさい)蔵」と記し、最終的に理想とする急須(名壷)を100点厳選することを最終目標としていました。しかし、晶苑はその夢半ばにして平成12(2000)年に75才で亡くなりました。

本展では、河野百壷斎コレクション281点の中から100点の急須を展示いたします。
従来の決まりごとにとらわれず、色やかたち、質感といった急須の美と、美味しいお茶を滝れる急須の機能の両面を重視して急須を用いた、晶苑の眼差しに沿って、急須の魅力をご紹介いたします。

 
展示点数

急須100点 その他、晶苑の蒙刻作品等約20点


 
  
 


二代山田常山 「朱泥茶銚」 常滑
昭和(20世紀)
愛知県陶磁資料館蔵




三代山田常山 「烏泥茶注」 常滑
昭和〜平成(20世紀)
愛知県陶磁資料館蔵
  
 関連事業 :「百壷斎コレクションの急須でお茶を楽しむ会」

 お茶を愉しんでいただいた後に、展示室にて
 展示中のコレクションを触って鑑賞いただきます。

 日時:
3月18日(日)
   午前の部 @11時〜11時半 A11時半〜12時
   午後の部 @14時〜14時半 A14時半〜15時
   ※午前10時から、本館1階ロビーにて整理券を配布いたします。
 講師:
飯田香雪氏(煎茶家・河野晶苑氏妹)
 小学生以上の方・各回15名、参加料無料


   
 
 
 

  お問い合わせ

愛知県陶磁資料館 学芸課(佐藤)
〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町234
TEL:0561-84-7474 FAX:0561-84-4932

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