矢筈口耳付水指(やはずくちみみつきみずさし) | Fresh-water container with two handles.
備前は信楽と共に侘び茶の草創期から重用され、なかでも矢筈口(やはづくち)や一重口の水指が流行しました。特に矢筈口は口が内側に折り返され、共蓋(ともぶた)をのせて焼成できるよう工夫されたもので、備前からはじまったと考えられています。 この水指も矢筈口になっており、左右に耳が付き、力強く大胆なヘラ削りが見られます。内面底には馬蹄印が押されており、慶長年間(1596~1615)頃の作と考えられます。 |
産地・作家 | 備前 |
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時代・年代 | 桃山時代(16世紀末期) |
総高・高さ(cm) | 18.5-19.0 |
口径(cm) | 16.0-17.0 |
胴径(cm) | |
その他(cm) | 17.0-17.7(底径) |
備考 | 内面底部に馬蹄印 |
Type/Origin/Maker | Bizen ware. |
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Period | Momoyama period, late 16th century. |
Height(cm) | 18.5-19.0 |
Mouth Diameter(cm) | 16.0-17.0 |
Diameter(cm) | |
Other(cm) | 17.0-17.7(bottom.d) |
Note |