染付牡丹獅子文大瓶(そめつけぼたんししもんおおびん) |
Bottle, peony and lion design, blue underglaze. Imari style.
17世紀半ばより、国産の磁器の海外輸出が本格化します。これは、中国の内乱により景徳鎮窯も打撃を受けたことが背景にあります。東インド会社は、景徳鎮に代わる磁器生産地として、有田窯に大量の注文をかけました。 この大瓶は、胴部が豊かに張った辣韮(らっきょう)形の大徳利です。花の部分を強調した牡丹と、これと戯れる獅子が、胴部全体をほど良く使って躍動的に描かれています。東インド会社の注文記録にある「6リットル入りの瓶」が、このタイプのものと考えられています。 |
産地・作家 | 有田 伊万里様式 |
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時代・年代 | 江戸時代前期(17世紀) |
総高・高さ(cm) | 49.6 |
口径(cm) | 7.3 |
胴径(cm) | 26.8 |
その他(cm) | 15.7 |
備考 |
Type/Origin/Maker | Arita ware. |
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Period | Edo period, 17th century. |
Height(cm) | 49.6 |
Mouth Diameter(cm) | 7.3 |
Diameter(cm) | 26.8 |
Other(cm) | |
Note |