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染錦桜楼閣文宝珠鈕蓋付壷(そめにしきさくらろうかくもんほうじゅつまみふたつきつぼ)  |  
Covered jar, Hoju (sacred jewel) shaped knob, cherry tree and palace design, overglaze enamels. Imari style.

17世紀末から登場した「染錦」は、ヨーロッパへの輸出品として数多く作られました。有田の磁器が盛んに輸出されていた当時、ヨーロッパの王侯貴族の間では中国趣味の一環として磁器で室内を飾る「磁器の間」が流行しており、大型の壺や大皿などが宮殿や居館の屋内装飾品として扱われました。
こうした蓋付きで背の高い蓋付壺は、「沈香壺(じんこうつぼ)」と呼ばれるものです。壺の背を高く見せるために、蓋の上のつまみは大きく作られ、文様も大きく華やかに表されます。本作品では染付・色絵・金彩を駆使し、体部に主文様の桜と楼閣、蓋・肩部・胴下部に花弁状の窓絵に草鳥文を描いた連続文を配しています。
産地・作家 有田 伊万里様式
時代・年代 江戸時代中期(18世紀)
総高・高さ(cm) 77.9
口径(cm) 20.2
胴径(cm) 41.3
その他(cm) 20.8
備考
Type/Origin/Maker Arita ware.
Period Edo period, 18th century.
Height(cm) 77.9
Mouth Diameter(cm) 20.2
Diameter(cm) 41.3
Other(cm)
Note