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赤地金襴手花入(あかじきんらんではないれ)  |  Flower vase, overglaze red and gold.

湖東焼は滋賀県彦根市の城内とその周辺で焼かれました。藩主・井伊直亮(なおあき)、直弼(なおすけ)の庇護のもと、各地の陶工を招き、青磁・染付・色絵などを製作しましたが、なかでも金襴手には優品が数多く伝えられています。藩窯としての稼働期間は天保13~文久2年(1842~1862)、その前後は民窯の期間(1829~1841、1863~1895)にあたります。
この作品は大きく胴部に丸い空間を開けた個性的な形で、全面を赤絵の具で塗り、精緻な金彩を施しています。底には「湖東」印があります。
産地・作家 湖東
時代・年代 江戸時代後期(19世紀)
総高・高さ(cm) 19.6
口径(cm) 9.1×5.6
胴径(cm) 13.5×5.3
その他(cm) 8.2×4.7(底径)
備考 底裏「湖東」印
Type/Origin/Maker Koto ware.
Period Edo period, 19th century.
Height(cm) 19.6
Mouth Diameter(cm) 9.1x5.6
Diameter(cm) 13.5x5.3
Other(cm) 8.2x4.7(bottom.d)
Note