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鉄釉銚子(てつゆうちょうし)  |  Spouted wine ewer, iron glaze.

志戸呂焼は、現在の静岡県島田市金谷において室町時代に創始されたと言われています。天正16年(1588)には徳川家康から朱印状が授けられ、また、小堀遠州に賞賛され遠州七窯の一つにも数えられています。
この作品は、全体に薄造りで丁寧に仕上げられています。また蓋の内面、身の内面底部を除く全面に銹色の鉄釉が均一に施されており、銅器の雰囲気を意識したものと考えられます。底部には、三脚の内側に沿うように輪トチの跡が認められます。
産地・作家 志戸呂
時代・年代 江戸時代前期(17世紀)
総高・高さ(cm) 11.4
口径(cm) 12
胴径(cm) 15.7
その他(cm) 10.0(底径)
備考 蓋付・手付、三足付、蓋に灰釉散らす
Type/Origin/Maker Shitoro ware.
Period Edo period, 17th century.
Height(cm) 11.4
Mouth Diameter(cm) 12
Diameter(cm) 15.7
Other(cm) 10.0(bottom.d)
Note