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休館中

特別企画展・企画展・テーマ展示

高麗・李朝の工芸 ―陶磁器、漆器、金属器―

企画展

高麗・李朝の工芸

―陶磁器、漆器、金属器―

Korean Crafts from Koryo and Choson dynasties
:Ceramics, Lacquerware and Metalware

2014年8月23日(土)~10月26日(日)

毎週月曜日休館(ただし9月15日[月・祝]と10月13日[月・祝]は 開館、
9月16日[火]と10月14日[火]は休館)


■同時開催のテーマ展示
高麗・李朝の影響を受けた日本のやきもの
2014年10月4日(土)~10月26日(日)

 

当日割引券付のチラシをダウンロードできます。PDFをA4で印刷し、当日券をお買い求めの際、 表面下の当日割引券部分をチケット受付にてご提示いただくと、当日割引券として使用できます。
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展覧会の概要

 朝鮮半島では、高麗王朝(918~1392年)と朝鮮王朝(1392~1910年)の時代に陶磁器や漆器、金属器などの工芸が高度に発達しました。

 高麗王朝では、10世紀頃から青磁生産を開始し、11世紀末頃には翡色と呼ばれた上質の青磁の生産に成功しました。12世紀になると象嵌などの独自の技法が完成し、中国の青磁を凌駕したとも言われる高麗青磁の世界が誕生したのです。

 朝鮮王朝(李朝)の時代には、それまでの青磁に代わって白磁が珍重されるようになり、広州に設けられた官窯で優れた白磁や青花白磁、鉄砂白磁などが生産されました。全国各地に地方窯が誕生し、高麗青磁の技術を引き継いだ粉青沙器や粗製の白磁が焼かれましたが、こうした李朝の粗質の陶磁器が日本では高麗茶碗と呼ばれて珍重されたのです。

 本展覧会では、高麗・李朝の時代に生み出された優れた陶磁器を中心に、同時代の漆器や金属器を併せて展観し、日本人に大きな影響を与えた高麗・李朝の美意識を紹介します。


展覧会関連イベント

記念講演会

日時:8月23日(土) 午後1時30分~4時
会場:本館地下講堂
※申込不要、聴講無料

テーマ①:「高麗・李朝の陶磁器」
講師:伊藤郁太郎 氏(大阪市立東洋陶磁美術館 名誉館長)

テーマ②:「高麗・李朝の工芸―加飾技法を中心に―」
講師:河田 貞 氏(奈良国立博物館 名誉館員)


当館学芸員による展示解説

8月24日(日)、8月31日(日)、
9月6日(土)、9月7日(日)、
10月25日(土)、10月26日(日)
各回午後1時30分~(1時間程度)
 ※申込不要、参加無料、但し本展観覧券が必要です。
 ※開始時刻に第1展示室前へお集まりください。


県民茶室「陶翠庵」特別企画

展覧会会期中、高麗・李朝風の茶碗を取り揃えます。
また、月替わりの茶碗も通常通りご利用いただけます。(午後4時オーダーストップ)

 

展覧会関連書籍のご案内(完売しました)

本館1階ミュージアムショップにて、展覧会開催初日より販売します。

展覧会図録(完売しました)

価格:1500円(税込)


図録表紙

出陳作品の図版・解説の他、専門家による論文を収録しています。

こちらの図録は、好評につき完売いたしました。

 

展示作品についてのご案内

こちらの作品につきましては、作品保護のため下記の期間中、展示をいたしません。
何卒ご了承ください。

作品No.98 黒漆螺鈿菊唐草文経箱
展示中断期間:9月28日(日)~10月3日(金)

展示替え
 

展示作品

青磁彫刻鴛鴦蓋香炉  高麗時代 12~13世紀 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
「青磁彫刻鴛鴦蓋香炉」
高麗時代 12~13世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
青銅銀象嵌蒲柳水禽文水瓶 高麗時代 個人蔵
「銀象嵌蒲柳水禽文銅浄瓶」
高麗時代 13世紀
重要文化財「黒漆螺鈿牡丹唐草文経箱」
重要文化財
「黒漆螺鈿牡丹唐草文経箱」
高麗時代 13世紀
北村美術館
黒漆螺鈿唐草文八角合子   高麗時代 14世紀 個人蔵
「黒漆螺鈿花唐草文八角合子」
高麗時代 14世紀
青花龍文壺 朝鮮時代 16世紀後半 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
「青花龍文壺」
朝鮮時代 16世紀後半
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
 青花秋草文瓜形壺 李朝時代 18世紀 個人蔵
「青花秋草文瓜形壺」
朝鮮時代 18世紀
会期 2014年8月23日(土)~10月26日(日)
会場 愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2展示室
開館時間 (9/30まで)午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
(10/1から)午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
※8月23日(土)は開会式のため、観覧は11時より
休館日 毎週月曜日(但し、9月15日(月)は開館、9月16日(火)は休館。10月13日(月)は開館、10月14日(火)は休館)
観覧料 一般600円(480円)・高大生500円(400円)
中学生以下無料 
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは下記をご確認ください。
割引制度

《割引制度》
リニモ「藤が丘」「愛・地球博記念公園」「陶磁資料館南」「八草」各駅に設置の割引チラシ(リニモ利用者に限る。)/リニモ「一日乗車券」/名古屋市交通局「一日乗車券」及び「ド二チエコきっぷ」/モリコロパーク駐車場再入場券/名都美術館有料観覧券の半券(2か月以内)を持参の方は、観覧料が2割引となる。
※チラシ等の割引引換券又はJAF会員証を持参の方は、観覧料が100円引となる。
※身体等に障がいのある方及び付添者は手帳を受付にて呈示すると、観覧料の割引制度が適用される。(割引要件があります、詳しくはこちらをご覧ください。)
※各割引制度の併用は不可。

監修 伊藤郁太郎 氏(大阪市立東洋陶磁美術館 名誉館長)
河田 貞 氏(奈良国立博物館 名誉館員)
主催 愛知県陶磁美術館/中日新聞社
後援 愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社
問い合わせ先 愛知県陶磁美術館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:森達也、塚原薫、大西遼
報道機関の皆様へ 2014年8月11日(月) 県政(定例知事記者会見)発表
 >>>プレス・リリース資料(2014年8月11日付)のダウンロードはこちら
2014年8月21日(木) 中部芸術文化・瀬戸市政各記者クラブ発表
 >>>プレス・リリース資料(2014年8月21日付)のダウンロードはこちら