トップページ展覧会くらしをうつす-郷土の土人形展-

休館中

特別企画展・企画展・テーマ展示

くらしをうつす-郷土の土人形展-"

第31回国民文化祭・あいち2016分野別フェスティバル/企画展

くらしをうつす

-郷土の土人形展-

Forms of Life -Clay Dolls in Aichi-

2016年11月3日(木・祝)~12月4日(日)

毎週月曜日休館

 

当日割引券付のDMチラシをダウンロードできます。PDFをA4で印刷し、当日券をお買い求めの際、裏面の当日割引券部分をチケット受付にてご提示いただくと、当日割引券として使用できます。
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展覧会の概要

 土人形は、江戸時代の中頃から昭和30年代頃まで日本各地で制作されていますが、愛知県内においても名古屋や三河、犬山などで趣向の異なる様々な作品を見ることができます。これら土人形には、親から子へ贈られる節句の人形、歌舞伎や芝居の華やかなヒーロー・ヒロイン、招福の神や動物など様々な題材があり、当時の庶民のくらしの中の願いや憧れが込められています。
表情豊かな土人形を通じて、日々の生活にある節目や出来事、愛知の郷土文化について思いをめぐらせる展覧会を開催いたします。


展覧会のみどころ


◆愛知を中心に日本各地の土人形を一堂に集めて紹介します。
 多種多様な土人形を「親から子へ」「ヒーロー・ヒロイン」「芝居・祭」「招福・厄除け」「動物」といったテーマごとに紹介していきます。大人が子どもの健やかな成長を願って買い求めた節句人形や、子どもだけでなく大人にも愛されていたヒーロー・ヒロインの組物、めでたい七福神や招き猫などバラエティに富んだ作品の数々を紹介します。


◆土人形とともに庶民に愛された郷土玩具を紹介します。
 物があまり豊かでなかった時代の遊び道具からは、質素な中にも作り手の想像力の豊かさを感じ取ることができます。本展では、愛知を中心に、土鈴やからくり玩具、桜井の凧などを取り上げ、どこか懐かしくて温もりのある郷土玩具を紹介します。


展覧会関連イベント

民俗芸能の披露

◆火縄銃と棒の手

日 時:11月3日(木・祝)正午~(約30分)
場 所:本館正面駐車場
講 師:山口警固祭り保存会
*参加費無料、予約不要

◆凧作りと凧あげ

日 時:11月12日(土)午前10時~正午
場 所:本館展示説明室及び芝生広場
講 師:桜井凧保存会
参加者:高校生以下の子供20名(参加費無料、予約必要)
※雨天の場合、凧あげは中止とさせていただきます。

●「凧作りと凧あげ」の申込方法●
・参加ご希望全員のお名前、年齢 (付き添いの方はその旨を記入)
・住所、電話番号、返信先ご住所 (メールお申込の方はメールアドレス)
・当日のご連絡先 (携帯電話など)

以上をご記入の上、「往復はがき」または「メール」にて下記の宛先までご応募ください。

[往復はがき] 〒489-0965  愛知県瀬戸市南山口町234番地
          愛知県陶磁美術館 「凧作りと凧あげ」 係
[メール] touji@pref.aichi.lg.jp
(件名を「凧作りと凧あげ」と記入してください。)

    ※先着順です。
    メール申込後、一週間以内に当館から「返信メール」が無い場合、お電話にてお問い合わせください。
    ※メール送受信エラーが発生する場合がございます。
    メールお申し込みの方は、必ず当館からの「返信メール」到着のご確認をお願い申し上げます。


◆三河万歳

日 時:11月26日(土) 午前10時~(約30分)/ 午後1時~(約30分)
場 所:本館ロビー
講 師:安城三河万歳保存会
*参加費無料、予約不要

瀬戸雛づくり

日 時:11月6日(日)午前10時30分~午後3時
場 所:本館展示説明室
講 師:若杉スエ氏(瀬戸雛作成の会会長)
参加者:10組20名(参加費無料、予約必要)

●「瀬戸雛づくり」の申込方法●
・参加ご希望全員のお名前、年齢 (付き添いの方はその旨を記入)
・住所、電話番号、返信先ご住所 (メールお申込の方はメールアドレス)
・当日のご連絡先 (携帯電話など)

以上をご記入の上、「往復はがき」または「メール」にて下記の宛先までご応募ください。

[往復はがき] 〒489-0965  愛知県瀬戸市南山口町234番地
          愛知県陶磁美術館 「瀬戸雛づくり」 係
[メール] touji@pref.aichi.lg.jp
(件名を「瀬戸雛づくり」と記入してください。)

    ※先着順です。
    メール申込後、一週間以内に当館から「返信メール」が無い場合、お電話にてお問い合わせください。
    ※メール送受信エラーが発生する場合がございます。
    メールお申し込みの方は、必ず当館からの「返信メール」到着のご確認をお願い申し上げます。

記念講演会「名古屋めしと名古屋の食文化」

日 時:11月19日(土)午後1時30分~午後3時
場 所:本館地下講堂
講 師:長谷川洋一氏(名古屋市博物館学芸員)
*参加費無料、予約不要

展示作品

賤ヶ岳(しずがたけ)(四方田但馬守(よもだたじまのかみ)と加藤清正(かとうきよまさ))三河 昭和 個人蔵
賤ヶ岳(しずがたけ)
(四方田但馬守(よもだたじまのかみ)と
加藤清正(かとうきよまさ))
三河 昭和 個人蔵
羽柴秀吉と柴田勝家(織田家重臣)の戦いである「賤ヶ岳」を題材とした大型の組物です。左は柴田側、明智光秀の武将四方田但馬守、右は秀吉側、賤ヶ岳の七本槍の一人と称される加藤清正です。刀の折れた清正に対し、四方田は有利を嫌い組み打ちに挑みます。組み勝った清正も止めを刺さなかったという正々堂々と戦った武士の姿をテーマとしています。


鯉抱金時(こいだききんとき)<br>名古屋 明治~大正 個人蔵
鯉抱金時(こいだききんとき) 名古屋 明治~大正 個人蔵
相模足柄山に住む怪力無双の金太郎は、山姥を母に、熊、猿などを友として生活し、のちに源頼光に仕えて坂田金時の名を与えられます。端午の節句には子どもの健やかな成長を願って金時(金太郎)が飾られます。鯉のほかに鯛や鯱を抱いたもの、熊と相撲を取る熊金や、疱瘡除けに赤く塗られた肌のものなどがあります。


子守 豊橋 個人蔵
子守 豊橋 個人蔵
土人形の中に数多くみられる題材として子守があります。艶やかな振り袖姿の女性の顔にはやさしさが、抱かれている子の顔には純真無垢さが見て取れます。また、傍らには愛らしい猫が鞠にじゃれており、何気ない平和な日常があらわれています。母親に代わって姉、祖母や乳母、子守を雇うなど、いろいろな人によって子育てが行われていたことがわかります。




会期 2016年11月3日(木・祝)-12月4日(日)
会場 愛知県陶磁美術館 本館 第1・2展示室
開館時間 午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
※ただし11月3日(木・祝)は開会式のため、観覧は午前11時から
休館日 毎週月曜日
観覧料 一般600円(480円)・高大生500円(400円)・中学生以下無料 
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは下記をご確認ください
割引制度

《割引制度》
リニモ「藤が丘」「愛・地球博記念公園」「陶磁資料館南」「八草」各駅に設置の割引チラシ(リニモ利用者に限る。)/リニモ「一日乗車券」/名古屋市交通局「一日乗車券」及び「ド二チエコきっぷ」/モリコロパーク駐車場再入場券/名都美術館有料観覧券の半券(2か月以内)を持参の方は、観覧料が2割引となる。
※チラシ等の割引引換券、JAF会員証、「ミュージアムぐるっとパス・関西2016」掲載の割引券、「愛知ふるさと大使」の名刺を持参の方は、観覧料が100円引となる。
※身体等に障がいのある方及び付添者は手帳を受付にて呈示すると、観覧料の割引制度が適用される。(割引要件があります、詳しくはこちらをご覧ください。)
※各割引制度の併用は不可。

主催 愛知県陶磁美術館、文化庁、第31回国民文化祭愛知県実行委員会
後援 愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)
協力 KENJI TAKI GALLERY / ギャラリー顕美子
問い合わせ先 愛知県陶磁美術館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:田畑潤、神崎かず子、大長智広
報道機関の皆様へ 2016年9月29日(木)県政・中部芸術文化・瀬戸市政各記者クラブ発表
プレス・リリース資料(2016年9月29日付)のダウンロードはこちら