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あいち21世紀福祉ビジョン
あいち21世紀福祉ビジョン
策定の趣旨
本格的な少子高齢社会を迎え、県民の増大・多様化する福祉ニーズに応えるとともに、時代の変化に対応し、将来に向かって安定した信頼できる「福祉社会」を構築することが求められています。このため、誰もが安心して生きがいをもち生活できる地域社会を構築するべく、21世紀初頭の本県福祉の進むべき方向を明らかにします。
計画期間
2001年から2010年までの10年間の中長期ビジョン
望ましい福祉社会
キーワードは「あ・い・ち」
あ 安心して暮らせるあいち(障害や年齢などにかかわらず安心して暮らせる家庭、地域)
い 生きがいをもって暮らせるあいち(誰もが自己の意思により有意義に暮らせる社会)
ち 地域で支えあうあいち(街や人の心、社会の仕組みが快適で優しい地域社会)
基本目標
「自立と自己実現を支える福祉」
多様な福祉サービスを活用しながら自立、自己実現を支える
施策の体系
1 生涯を通じた健康づくりの推進と自立を支える福祉環境の構築
2 子どもが健やかに育ち、子育てに夢を持てる、環境づくりの推進
3 障害者の主体性を尊重した保健福祉サービスの確立
4 高齢者が健康でいきがいをもち、安心して暮らせる社会の実現
5 県民が安心して利用できるサービス提供システムの構築
児童福祉部門の目標(子ども健やかに育ち、子育てに夢を持てる、環境づくりの推進)
児童福祉・保健部門の目標等は、次のように設定されています。
子どもの健全育成の推進 | 母子保健医療体制の充実 |
---|---|
のびのび育つ教育の推進と環境の整備 | |
保護を要する子どもの自立支援 | |
子育て家庭への支援の充実 | 多様な保育サービスの充実 |
仕事と子育ての両立のための雇用環境の整備 | |
子育て支援の推進 | |
ひとり親家庭の自立支援 | |
子どもと子育てに関する意識啓発の推進 |
事業名等 | 実施主体 | 現状 (平成12年度) | 目標(H16) | 13年度の実績 |
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市町村母子保健計画の見直し | 市町村 | - | 全市町村 (名古屋市・中核市を含む) | 52市町村 (名古屋市、中核市を含む) |
周産期医療ネットワークの充実 | 県 | 9病院 | 12病院 | 12病院で実施 |
不妊専門相談の実施 | 県 | - | 体制の整備 | 事務的に検討 |
児童館・児童センターの整備 | 市町村 | 255か所 (中核市含む) | 280か所 (中核市含む) | 258か所 (中核市含む) |
児童虐待への適切な対応 | 県 | 児童虐待対応弁護士設置 児童虐待対応協力員の設置 関係機関連絡調整会議の実施 主任児童委員研修会の実施 医療機関向け児童虐待対応マニュアルの作成 | 危機児童・家庭サポートチームの設置 教育機関向け児童虐待対応マニュアルの作成 児童虐待対応精神科医師の設置 児童虐待防止の広報・啓発 | 関係機関連絡調整会議 教育機関向けマニュアル作成 児童虐待対応弁護士設置 児童虐待対応協力員設置 危機児童・家庭サポートチーム設置 児童虐待対応精神科医師設置 児童虐待防止の広報啓発 主任児童委員等研修会の実施 |
事業名等 | 実施主体 | 現状 (平成12年度) | 目標(H16) | 13年度の実績 |
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保育所への低年齢児の受け入れの拡大 | 市町村 | 14,000人 | 19,000人 | 15,200人 |
延長保育の推進 | 市町村 | 109か所 | 172か所 | 141か所 |
休日保育の推進 | 市町村 | 2か所 | 8か所 | 3か所 |
乳幼児健康支援一時預かり事業の推進 | 市町村 | 2市町村 (中核市含む) | 8市町村 (中核市含む) | 3市町村 (中核市含む) |
一時保育の推進 | 市町村 | 52か所 | 120か所 | 58か所 |
地域子育て支援センターの整備 | 市町村 | 35か所 | 53か所 | 38か所 |
子育て支援情報の提供 | 県 | - | ホームページ掲載 | インターネットによる子育て支援情報の提供 |
放課後児童健全育成事業の推進 | 市町村 | 277クラブ | 352クラブ | 312クラブ |
ひとり親家庭介護人派遣事業 | 県 | 父子家庭の登録世帯 91世帯 | 115世帯 | 父子家庭の登録世帯数 97世帯 |
事業名等 | 実施主体 | 現状 (平成12年度) | 目標(H16) | 13年度の実績 |
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少子化と子育てを語る県民会議の開催、広報啓発 | 県 | - | 今後の開催及び広報・啓発活動 | 会議の開催及び広報・啓発活動 |