三河港の港勢・データ

1.入港船舶

　令和4年の入港船舶は、隻数が7,627隻（前年比8.2％増）、総トン数は37,890,896トン（同2.2％増）で、隻数、総トン数ともに前年実績を上回りました。

　外航船舶　

　外航船舶の入港隻数は、965隻（前年比1.5%減）と前年度実績を下回り、総トン数は26,496,861トン（同3.0％増）で前年実績を上回りました。また、外航コンテナ船は隻数125隻（前年比7.4%減）、総トン数1,133,998トン（同7.9％減）で隻数、総トン数ともに前年実績を下回りました。

　内航船舶　

　内航船舶の入港隻数は、6,662隻(前年比9.7％増）、総トン数は11,394,035トン（同0.6％増）で隻数、総トン数ともに前年実績を上回りました。また、内航コンテナ船は隻数99隻（前年比11.2％増）、総トン数50,416トン（同19.3％増）で隻数、総トン数ともに前年実績を上回りました。

2　海上出入貨物　

　令和4年の三河港における海上出入貨物量は、19,679,831トン（前年比1.4％減）と前年実績を下回り、そのうち外貿取扱貨物量は11,258,428トン（同4.3%減）、内貿取扱貨物量は8,421,403トン(同2.7％増）となっています。

　外貿貨物　

　輸出貨物量は、8,066,999トン（前年比6.5％減）と前年実績を下回りました。品種別では、完成自動車が7,620,933トン（輸出比94.5％）と、大きな割合を占めています。また国別ではアメリカが5,339,880トン（輸出比66.2％）、次いでカナダ625,066トン（同7.7％）、メキシコ453,359トン（同5.6％）、が主な国となっています。　
　輸入貨物量は3,191,429トン（前年比1.7％増）と前年実績を上回りました。品種別では、完成自動車2,048,420トン（輸入比64.2％）、鋼材279,633トン（同8.8％）、石材256,431トン（同8.0％）などが主な貨物となっています。また国別ではインドネシア446,103トン（輸入比14.0％）、ドイツ428,360トン（同13.4％）、韓国425,612トン（同13.3％）などが主な国となっています。

　内貿貨物

　移出貨物量は3,708,851トン（前年比4.5%増）と前年実績を上回りました。品種別では完成自動車2,042,736トン（移出比55.1％）、次いで鉄鋼979,259トン（同26.4％）、鋼材288,319トン（同7.8％）が主な貨物となっています。また都道府県別では福岡県853,089トン（移出比23.0％）、岡山県744,509トン（同20.1％）、神奈川県598,431トン（同16.1％）が主な都道府県となっています。　　
　移入貨物量は4,712,552トン（前年比1.2%増）と前年実績を上回りました。品種別では、鉄鋼が1,090,146トン（移入比23.1％）、完成自動車960,475トン（同20.4％）、セメント590,194トン（同12.5％）が主な貨物となっています。また都道府県別では神奈川県810,164トン（移入比17.2％）、千葉県728,544トン（同15.5％）、福岡県579,922トン（同12.3％）が主な都道府県となっています。

　コンテナ貨物　

　コンテナ貨物量のうち外貿コンテナ貨物量は、輸出で64,711トン（前年比19.0％増）と前年実績を上回り、輸入で71,483トン（同13.3％減）と前年実績を下回りました。また、品種別では輸出で自動車部品35,757トン（輸出比55.3％）、鋼材7,684トン（同11.9％）、金属くず5,425トン（同8.4％）などが主な品種となっており、輸入では染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品15,686トン（輸入比21.9％）、化学薬品8,649トン（同12.1％）、製造食品8,312トン（同11.6％）などが主な品種となっています。
　内貿コンテナ貨物量は、移出が300トン（前年比275％増）、移入が40,565トン（同2.5％増）と移出入ともに前年実績を上回りました。また、品種別では移出で輸送用容器260トン（移出比86.7％）、窯業品40トン（同13.3％）などが主な品種となっており、移入では染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品23,370トン（移入比57.6％）、窯業品13,312トン（同32.8％）、木製品3,751トン（同9.2％）などが主な品種となっています。

  コンテナ個数

　外貿コンテナ取扱個数（TEU)は、輸出が8,149TEU（前年比20.2％減）、輸入が6,692TEU（同20.6％減）と輸出入ともに前年実績を下回りました。
　内貿コンテナ取扱個数（TEU)は、移出が3,598TEU(前年比19.5％増）、移入が5,192TEU（同11.9％増）と移出入ともに前年実績を上回りました。