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西三河建設事務所都市施設整備課

ページID:0065269 掲載日:2023年12月6日更新 印刷ページ表示

事業概要

西三河建設事務所管内の下水道

 下水道整備には、大きく分けて、県と市町村が一体となって整備する流域下水道と、市町村が単独で整備する単独公共下水道の二つがあります。

 西三河建設事務所管内の市町の下水道整備方法は以下のとおりです。

西三河建設事務所管内の下水道
 西三河建設事務所の管内市町 下水道名
 岡崎市、西尾市、幸田町  矢作川流域下水道
 幸田町  単独公共下水道(蒲郡市へ)

矢作川流域下水道

矢作川流域下水道の概要

 矢作川流域下水道は、愛知県の西三河地域を流れる一級河川矢作川の流域に位置する岡崎市、豊田市、安城市、西尾市及び幸田町の4市1町に及ぶ県内最大の処理区域を持つ流域下水道です。

 昭和47年度都市計画決定に続き、下水道法に基づく事業計画認可及び都市計画事業認可を経て、同年度から幹線管渠建設工事に着手しました。一方、処理場建設工事につきましては、昭和61年度から着手しています。

 その後、管渠及び処理場の工事を進め、事業着手から20年を経た平成4年4月に、愛知県で5番目の流域下水道として一部供用しました。

 現在、幹線管渠は全線の整備が完了しており、浄化センターでは処理能力の増設を行っています。また、施設の耐震化対策・設備更新も進めています。

  矢作川浄化センター   管理棟

    矢作川浄化センター(西尾市)         矢作川浄化センター管理棟

 

矢作川流域下水道パンフレット [PDFファイル/2.7MB]

矢作川浄化センターについて

 矢作川浄化センターでは、下水道の整備により増加する汚水を処理するため、段階的に施設を整備しており、現在、283,800m³/日の能力を有しております。その汚水から発生した汚泥の大部分を焼却して おり、焼却灰はセメント原料等に活用して、99%を有効利用しています。

 平成28年には汚泥消化施設が完成し、運転を開始しました。この施設は愛知県が管理する下水道施設において初のエネルギー利用が可能な汚泥消化施設となっています。

 浄化センターで発生している下水汚泥を消化槽でメタン発酵して減容化するとともに、消化工程で得られたバイオガスを汚泥焼却炉の重油の代替燃料として利用しています。 

 消化タンク

       矢作川浄化センター汚泥消化施設

  令和5年12月現在、4号汚泥焼却施設の建設が行われています。この施設は、汚水処理の過程で発生した汚泥を焼却するためのものです。

 本施設では、一酸化二窒素の排出量を大幅に削減可能な多層燃焼流動炉を採用するとともに、創エネ技術として廃熱発電も導入する予定です。

矢作川浄化センター4号焼却施設

矢作川浄化センター4号汚泥焼却施設(令和6年度供用開始予定)

 

 また、排水規制により、三河湾の水質は改善されましたが、一方で、栄養塩(リン、窒素)不足による漁業への影響が指摘されています。

 そのため、平成29年から実施しているリンの増量運転を拡大し、令和4年から2年間、リンと窒素の濃度を国の規制値上限まで緩和した水質で放流することで、豊かな海と水質保全の両立に向けた社会実験を実施しています。

水質の保全と「豊かな海」の両立に向けた社会実験の2022年度の実施結果について

 

矢作川流域下水道の計画

矢作川流域下水道の全体計画概要(目標年次令和12年度)
市町名 計画処理区域
(ha)
計画処理人口
(人)
計画汚水量
(m³/日)
岡崎市 6,339.7 365,969 198,505
豊田市 4,632.0 236,920 122,963
安城市 1,456.9 93,502 51,923
西尾市 3,174.5 125,350 73,400
幸田町 865.8 36,560 20,115
計(4市1町) 16,468.9 858,301 466,906
 
幹線管渠 幹線名 管の大きさ
(□:矩形管、○:円形管)
幹線の延長
矢作川左岸幹線 □4.0×4.0m~○1.5m 25,330 m
矢作川右岸幹線 ○2.4m~○1.5m 24,980 m
幸 田 幹 線 ○1.35m~○0.5m 7,600 m
幡 豆 幹 線 ○1.1m~○0.8m 14,260 m
   幹線計 72,170 m
中継ポンプ場 矢作川右岸幹線中継ポンプ場 計画流量 210.1 m³/分
幸田幹線中継ポンプ場 計画流量 25.3 m³/分
幡豆幹線中継ポンプ場 計画流量 18.5 m³/分
排除方式 分流式(一部合流式)
終末処理場
(浄化センター)
敷地面積 62.5 ha
計画処理水量 467,000 m³/日
処理方式 凝集剤添加硝化脱窒法+急速ろ過
汚泥処理 濃縮→消化→脱水→焼却→搬出
放流先 矢作川
 
 

矢作川流域下水道の下水道普及率

下水道普及率 
下水道普及率(%)=処理区域内人口(下水道整備がされ、利用できる区域内の人口)/住民基本台帳人口×100

 

問合せ

愛知県 西三河建設事務所 都市施設整備課
住所:〒444-0860 岡崎市明大寺本町1-4(西三河総合庁舎6階)
電話:0564-27-2755
FAX:0564-23-4619
E-mail: nishimikawa-kensetsu@pref.aichi.lg.jp

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