防災啓発事業とは?

愛知県は、東海地震・東南海地震・南海地震という三つの地震が連動して発生した場合、あるいは単独で発生した場合、大きな被害にみまわれる可能性が非常に高い地域です。東海地震は30年以内に87%の確率で発生するといわれており、今の子供たちは、将来必ず大地震に直面するといっても過言ではありません。
2011年3月11日の東日本大震災は、戦後日本が直面した最大の災害であり、多大な被害をもたらしました。
防災への関心は高まっているものの、大地震が「明日起こるかもしれない」という「危機意識」を持ち、防災への「正しい知識」を学び、「実際の備え」を行っているでしょうか。
子ども向け防災啓発事業では、将来必ず大地震に直面する子どもたちを対象に防災についての啓発を行います。また子どもたちを通じて、そのご家族や地域の防災意識の向上につなげていきたいと考えます。

アニメーションの制作

  • 親しみやすいアニメの手法を活用し、わかりやすく地震と防災の基本的な知識を学びます。
  • リアリティに富んだアニメの描写によって、地震災害のイメージを形成し、防災意識を高めます。
  • ストーリー性を持ったアニメの構成で地震を疑似体験し、反復的な学習を行います。

「PRキャラバン」を展開

  • 防災学習の効果的なカリキュラムにもとづいた研修を修了したスタッフでPRキャラバン隊を結成します。
  • アニメ視聴の有無、会場や集客規模、派遣先での既存行事の内容や要望等によって、効果的なイベント構成、キャラバン隊の編成、備品等の準備・運搬を行います。
  • 防災ナマズンの着ぐるみを活用し、子どもたちが防災に興味・関心をもてる参加型のイベント、および防災クイズ大会を開催します。
  • イベント、クイズ大会で活用できる啓発グッズを制作・配布します。
  • アンケートの実施により、PRキャラバンの効果を判定し、常によりよいイベントの実施を目指します。
  • 啓発チラシの配布を行い、防災学習システムを広く周知します。