第2次あいち地震対策アクションプランの策定について

 本県では、平成14年に「あいち地震対策アクションプラン」を策定し、全庁を挙げて地震防災に関する施策を総合的かつ計画的に推進してきました。この計画も平成18年度が計画の最終年次となり、目標達成が困難と見込まれる一部の事業もありますが、アクションプラン全体としては、概ね計画どおり実施することが見込まれております。
 しかし、東海地震や東南海地震など大規模地震の発生が依然として危惧されていることから、19年度以降も引き続き、地震防災対策を推進していくため、地域社会全体で人的被害や経済被害額の半減をめざす行動計画として、第2次あいち地震対策アクションプランを策定しました。
 なお、このプランの計画期間は、平成19年度から26年度までの8年間です。

第2次アクションプランのポイント

 地震被害(死者数及び経済被害額)の半減を目指す行動計画
(1)国の地震防災戦略と県の「新しい政策の指針」を踏まえ、26年度まで(第2次アクションプランの計画期間の終了時)に、本県の被害想定に基づく死者数及び経済被害額を半減とする「減災目標」を設定した。
(2)「減災目標」の達成に必要となる項目ごとに、達成すべき数値目標、時期を具体的に定めた目標(具体目標)を設定し、その目標を達成するために実施する、住宅の耐震化の促進などの施策(アクション項目)を重点的に実施することとした。
(3)また、防災協働社会の形成に向けた県民運動を推進するための組織を設立するなど、地域の防災力の強化を図ることとした。

(資料)
第2次あいち地震対策アクションプランの概要(PDFファイル187KB)
第2次あいち地震対策アクションプラン(PDFファイル2429KB)