豊橋市飯村校区防災会連絡協議会は、平成26年度防災貢献団体として表彰を受けました。


−豊橋市飯村校区防災会連絡協議会が結成された経緯を教えてください。


 地震等の大規模災害に備え、平素から隣近所で助け合う「自分たちの町は、自分たちで守ろう」という連帯意識に基づいて、昭和58年7月1日に設立されました。

−活動されている地域にはどのような特徴がありますか。

 飯村校区は豊橋市の東部に位置し、校区の東には弓張山系が広がり、植生豊かな愛知県指定天然記念物の葦毛湿原があります。校区の東部及び南部には、文教・住宅地が整備され、豊橋医療センターをはじめとする各種医療機関も多く、豊橋筆や窯業の伝統が受け継がれた芸術と文化、自然の融合した校区です。




−豊橋市飯村校区防災会連絡協議会にはどのような組織がありますか。

 
 自主防災組織の形成単位である町防災会4つから構成され、防災会長を始め8名の防災リーダーを中心に活動しています。

−豊橋市飯村校区防災会連絡協議会の主な活動内容を教えてください。

校区防災訓練
 平成23年度に校区合同防災訓練実行委員会を設立し、防災訓練の中に、児童による防災学習発表会を取り入れ、児童・保護者・教諭・地域住民が世代の枠を超えて校区一体となった防災訓練を実施しています。

−活動をするにあたり、課題や問題点はありますか。

 児童が進んで参加できることに主眼を置いた「体験・展示型の防災訓練」を行ってきた結果、毎年参加者は増加傾向にありますが、校区における自助・共助の更なる促進を図るため、より実践的な防災訓練へシフトしていく必要性を感じています。

−今後、どのような活動を行っていく予定ですか。
 
今後は、校区民の交流を基盤とした組織力・防災力を高めることに重きを置き、校区住民が主役となれる実践的な防災訓練への転換を行っていきます。将来の飯村校区を担う小さな防災リーダー達を守り、育てるため、飯村校区防災会連絡協議会が船頭となり、「災害に強いまち飯村」を作りあげていきます。


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