豊山町豊山小学校区自主防災会は、平成26年度防災貢献団体として表彰を受けました。


−豊山小学校区自主防災会が結成された経緯を教えてください。


 豊山町内には、全27地区の自治会のうち2地区に自主防災会あるのみで、組織率がとても低い状態でした。そのため、平成19年から学校区ごとの自主防災会を発足するため、町と住民の代表により防災ワークショップを開催し、各小学校における自主防災訓練の企画・立案・発表等を行いました。その後、赤十字奉仕団や消防団員等を中心に自主防災会発足準備会を設置し、自主防災会の立ち上げについて意見交換や訓練の内容について検討を行いました。その後、平成21年4月に豊山小学校区自主防災会を結成しました。


−活動されている地域にはどのような特徴がありますか。

 豊山町は県内で一番面積の小さな町で、県営名古屋空港が町の面積の3分の1を占めています。町内には小学校が3校あり、豊山小学校区は町の真ん中の学区に位置します。古くからの集落がある地域のため、古い家屋が密集し、狭い道路が多く存在しています。
 また、濃尾平野の真ん中に位置し、海岸から離れているため、津波の心配もなく、地盤も比較的強固な土地であります。このため、豪雨などによる洪水以外の災害への危機感が低いことから、もしもの時に備え、率先して防災意識の向上を行う必要があります。


−豊山小学校区自主防災会にはどのような組織がありますか。
 
 会長1名、副会長2名、会計1名、監査1名、防災委員5名(総務情報総括班長、消火総括班長、救出・救護総括班長、避難誘導総括班長、給食・給水総括班長)の10名の役員がいます。
 また、各地区の中で、総務情報班長、消火班長、救出・救助班長、避難誘導班長、給食・給水班長を決めています。それぞれの地区の各班長を防災委員が統括しています。

−豊山小学校区自主防災会の主な活動内容を教えてください。

防災訓練

毎年6月に小学校区で自主防災訓練を開催し、防災に関する基礎知識の習得や防災意識の啓発を行っています。これまでの訓練内容は以下のとおりです。
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非常用携行品紹介 等


防災倉庫の整備

豊山小学校内に防災倉庫を設置し、災害時に活用できるよう備えています。倉庫の中には、組立式トイレ、災害用炊飯器具、発電機など、避難所で使用する資機材や救助道具セット等の活動資機材を保管しており、常に活用できるよう自主防災訓練の際には使用方法の確認を適宜行っています。また、毎年新たな資機材を少しずつ購入し、非常時に備える体制作りに努めています。

町総合防災訓練への参加

 町やその他の防災関係機関との連携のため自主防災会として町の総合防災訓練に参加し、災害時に備えています。
 平成26年度は、避難所の開設訓練を行い、他の学区の自主防災会や町と連携しながら、体育館内で段ボールベッド等の設置をおこないました。

−活動をするにあたり、課題や問題点はありますか。

 毎年自主防災訓練を開催し、100名程度の住民が参加していますが、住民の防災に関する関心が低く、また自主防災会の知名度も低いため、訓練への参加者が少ないことが課題です。今後は自主防災会のPR方法を検討し、住民に広く啓発していく必要があります。

−今後、どのような活動を行っていく予定ですか。

 
豊山町内に3つの小学校区自主防災会が存在しているため、他の自主防災会と連携し、お互いに、活動内容を高め合っていきたいです。


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