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生態と防除目次

<トマト>

トマト疫病
トマト疫病葉 
 発病葉

1 病原菌
 学名 Phytophthora infestans (Montagne) de Bary(糸状菌 鞭毛菌類)

2 被害の様子


発病部位:葉、果実、茎および根。
普通下葉から発生し、しだいに上葉にひろがる。はじめ葉の一部に小さな不規則、湿潤性、灰緑色の病斑を生じる。しだいに拡大して、暗褐色の大型病斑となり、健全部とのさかいは灰緑色になる。

 
 発病果
3 病原菌の生態
越冬場所:越冬場所:土壌中あるいは被害残渣(卵胞子の形で越冬)。
        ジャガイモ塊茎中での越夏、種子での生存も確認されている。







トマト疫病生態
疫病が低温で多発しやすいのは、低温の時に1個の分生胞子から多数の遊走子ができ、感染源が多くなるためである。
発育適温:15〜20℃
分生胞子の形成適温:21℃
 
 発病株

4 発生しやすい条件
・20℃ぐらいの低温で多湿の時。
・施設では10月から5月に曇雨天の日が続くとき。

5 防除対策
・発生前から定期的に薬剤散布し、予防に努める。
・初発生をみたら、散布間隔を短縮して集中的に薬剤散布する。
・窒素過多を避け、排水を良好にする。
・かん水量は少なめにし、換気して湿度を下げる。