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遺伝子病理診断部

遺伝子病理診断部紹介

 遺伝子病理診断部は三つの診断業務(病理組織診断、細胞診診断、分子診断・腫瘍遺伝子診断)を行っています。私たちは外来・入院部門を持たない特殊な診療科で、そのため、患者さんと直接お会いする機会はありませんが、診療科から私たちに提出される生検、手術の組織を通して、病気の確定診断となる病理診断を主治医に提供しています。

 当院には全国から治療を受けるために多くの患者さんが来院されます。その際にも前の病院で作成された生検、手術の標本について当科の病理専門医が再評価しています。またセカンドオピニオン(別の医師の意見)をお聞きになりたい患者さん・ご家族には、診療各科を通じて、病理診断についての私たちの見解を述べさせて頂いております。

 分子診断・腫瘍遺伝子診断では腫瘍のもつ分子異常、遺伝子異常を解析し診断します。これは今日がんの治療方針を検討する上で非常に有益な情報となっています。私たちは2000年に「固形腫瘍のDNA診断」の取り組みを厚生労働省認定の高度先進医療としてスタートさせて以来、年間2,000件以上の分子診断・腫瘍遺伝子診断を行っています。現在では当院で行われるがん治療に関連する主な腫瘍遺伝子検査の殆どが検査可能となっています。

 2018年に当科と臨床検査部は、検査の品質と技術を保証する国際規格であるISO15189(臨床検査室の認定)を取得しました。精度の高い臨床検査を維持していくために私たちは今後も尽力して参ります。2019年には当院はがんゲノム医療拠点病院として認可され、当科はがんゲノム医療センターと連携しながら、がん遺伝子プロファイリング検査の実施を支えます。

 最善の治療を受ける上で、確かな病理診断と精度の高い検査は不可欠です。私たちは日々疾患に関する最新の知識と技術の導入のために尽力し、より良い診断を提供できるよう励んで参ります。

令和元年11月改訂

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