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消化器外科部

消化器外科部紹介

 消化器外科部は愛知県がんセンター開院以来、臨床の中核として消化器がんの外科治療に専念してきました。当初は上部消化管・下部消化管・肝胆膵グループに分かれて日々の診療・研究を行ってきました。2011年4月からは胸部外科から食道グループが編入され、食道がん・胃がん・大腸がん・肝胆膵がんの4診療グループとなって消化器がん全般の外科診療を行っております。院内では消化器内科部・内視鏡部・放射線診断部・放射線治療部・薬物療法部と日頃から連携し精度の高い診断と効果のより優れた治療を提供できるよう日々の診療に当たっております。腹腔鏡下手術・ロボット支援下手術(ダヴィンチ手術)等の低侵襲・機能温存手術から拡大根治手術まで幅広く、症例ごとに最善で安全な手術を行えるよう、スタッフ・レジデントが一丸となり尽力しております。

スタッフ紹介

清水 泰博
清水 泰博
(しみず やすひろ)
部長
兼副院長

患者さんへのことば

 皮膚が黄色くなる黄疸では、肝臓、胆嚢、胆管や膵臓に病気ができていることが多くあります。そのような場所にできる悪性腫瘍の外科治療を専門にしています。地域がんセンターとして、最高の医療が提供できるように日々努力しています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本肝胆膵外科学会高度技術指導医、日本消化器病学会(指導医・専門医)、日本胆道学会認定指導医

伊藤 誠二
伊藤 誠二
(いとう せいじ)
手術部長

患者さんへのことば

 胃がんの外科治療を専門にしています。一口に胃がんの外科治療とはいっても、ほぼ手術単独で根治が見込まれる早期がんから、手術だけでは治癒が望めないような進行がんまで、さまざまです。それぞれの患者さんにとって最も適切な治療法を患者さんとよく相談しながら、一緒に考えていきたいと思います。また、一方で、愛知県がんセンター研究所のスタッフや全国の胃がんを専門とする病院とも連携し、胃がんの新しい診断や治療の開発にも力を入れています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医

小森 康司
小森 康司
(こもり こうじ)
集中治療部長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。がんの進行度に応じ、根治度を損なわず、かつ術後のQOLを考慮した手術を基本とし、患者さんに安全かつ最高の医療を提供できるよう努めております。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本大腸肛門病学会(指導医・専門医)、日本消化器病学会(指導医・専門医)、日本がん治療認定医、日本消化管学会(指導医・専門医・認定医)、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定士、インフェクションコントロールドクター(ICD)、外国人医師臨床修練指導医、日本救急医学会救急科専門医、日本肉腫学会(指導医・専門医)

安部 哲也
安部 哲也
(あべ てつや)
医長

患者さんへのことば

 食道がん治療を専門にしています。安全で合併症の少ない手術を目指すとともに、他科との協力のもと、集学的治療(手術療法、放射線、化学療法)を行い、個々の患者さんに対して最善の治療を提供できるよう努力しています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本消化器病学会専門医、日本食道学会食道科認定医、食道外科専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本食道学会評議員

三澤 一成
三澤 一成
(みさわ かずなり)
医長

患者さんへのことば

 胃の悪性腫瘍の外科手術を専門にしています。胃の悪性腫瘍の多くが胃がんで占められていますが、その他に頻度は低いのですが悪性リンパ腫、胃間葉系腫瘍(GIST)、カルチノイドなどがあります。これらの疾患も外科治療の適応となることが多く、これらの疾患に対して腹腔鏡を用いた低侵襲手術による治療から他科との協力による集学的治療(手術+放射線、化学療法など)まで、個々の患者さんの病態に即した最善な治療が行えるよう努力しています。 

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(専門医・指導医)、日本内視鏡外科学会技術認定医

伊藤 友一
伊藤 友一
(いとう ゆういち)
医長
兼地域医療連携・相談支援センター室長

患者さんへのことば

 胃がんの外科治療を専門としています。胃がんといっても早期の症例からかなり進行した症例まで患者さんによって様々です。患者さん個々に最適な治療法をわかりやすく説明し、十分理解していただいた上で安心して治療を受けていただけるように心がけています。また、学会活動や共同研究を行って、根拠に基づいた質の高い医療を提供できるよう努めています。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本内視鏡外科学会技術認定医、消化器がん外科治療認定医

木下 敬史
木下 敬史
(きのした たかし)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。大腸がんといってもその部位、進行度によって治療方法も様々です。安全で質の高い手術治療を目指すとともに、それぞれの患者さんに対して最善の医療を提供できるように努力しています。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定士

夏目 誠治
夏目 誠治
(なつめ せいじ)
医長

患者さんへのことば

 肝胆膵外科を専門としています。この領域の悪性腫瘍は、病態、治療ともに複雑で理解しづらいものですが、わかりやすく説明し緻密な手術を行うようにしています。わからないことがあれば気軽にご相談ください。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、消化器がん外科治療認定医、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医、日本膵臓学会認定指導医

檜垣 栄治
檜垣 栄治
(ひがき えいじ)
医長

患者さんへのことば

 食道がんの外科治療を専門にしています。我々食道チームは地域の食道がん治療の中核病院であるという責任を持って診療に望んでいます。手術は根治性、安定性を追求した手術を実践しております。また、がんの広がりを考慮しながら、患者さんに負担の少ない胸腔鏡下手術を広く適応しております。食道がんに関してどんなことでもご相談ください。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医、インフェクションコントロールドクター(ICD)、日本食道学会食道科認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医

奥野 正隆
奥野 正隆
(おくの まさたか)
医長

患者さんへのことば

 肝臓、胆管、胆嚢、膵臓にできるがんの外科治療を専門としています。この領域にできるがんの手術の多くは複雑で時間もかかるため、患者さんの負担が大きくなります。患者さん、ご家族の思いを大切にしながら、安全で根治性の高い手術・治療を行うように心がけています。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、消化器がん外科治療認定医、インフェ クションコントロールドクター(ICD)

藤枝 裕倫
藤枝 裕倫
(ふじえだ ひろのり)
医長

患者さんへのことば

 食道がんの外科診療を専門にしています。食道がん手術は患者さんへの負担も大きなものですが、安全で質の高い手術治療を目指すとともに、少しでも負担が少なくできるように、丁寧な診療を努めていきます。食道がんに関していつでもお気軽にご相談ください。

資格

日本外科学会(専門医・指導医)、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医、日本食道学会食道科認定医

佐藤 雄介
佐藤 雄介
(さとう ゆうすけ)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。大腸がんの手術では、根治性に加え、排便機能など術後の生活の質を考慮した術式の選択が必要となります。患者さんにはわかりやすく説明し、十分に納得していただいた上で治療を受けていただけるよう心がけています。わからないことがあれば気軽にご相談ください。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医

大内 晶
大内 晶
(おおうち あきら)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの手術治療を専門にしています。最近では様々な新規抗がん剤が話題に上がりますが、大腸がんではまずは病変の確実な外科切除が肝要です。正確な術前診断と最適な術式選択で、安全で質の高い手術治療を提供いたします。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本消化器病学会専門医、消化器がん外科治療認定医、日本がん治療認定医、インフェクションコントロールドクター(ICD)、Fellow of the American College of Surgeons、ストーマ認定士

川勝 章司
川勝 章司
(かわかつ しょうじ)
医長

患者さんへのことば

 肝胆膵外科を専門としています。この領域の疾患・治療は複雑であることが多いため、丁寧な説明を心がけています。常に最適な治療を提供することができるように誠心誠意、日々の診療に取り組んでいます。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医

國友 愛奈
國友 愛奈
(くにとも あいな)
医員

患者さんへのことば

 平成29年4月より勤務しております。皆様ひとりひとりに最善を尽くすことに誇りを持ち、より良い医療が提供できるように日々研鑽を積み、努力してまいります。よろしくお願い致します。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医

沖 哲
沖 哲
(おき さとし)
医員

患者さんへのことば

 平成30年4月より勤務しております。手術を中心に消化器がんの診療に携わっております。安全で質の高い医療を提供できるように努めてまいります。よろしくお願い致します。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本がん治療認定医

末永 泰人
末永 泰人
(すえなが やすひと)
医員

患者さんへのことば

 手術を中心として、消化器がんの治療を担当させて頂きます。質の高い安全な医療を提供できるように努めて参ります。

資格

日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会専門医 

前田 真吾
前田 真吾
(まえだ しんご)
医員

患者さんへのことば

 消化器がんの外科治療を中心とした診療に携わっています。安心して治療を受けていただけるよう丁寧な診療を心掛けています。宜しくお願いいたします。

資格

日本外科学会専門医

長尾 拓哉
長尾 拓哉
(ながお たくや)
医員

患者さんへのことば

 消化器がんの外科治療を担当しています。癌の治療というストレスを抱える患者さんになるべく寄り添って診療を行うよう心がけております。

資格

日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会専門医 

多和田 翔
多和田 翔
(たわだ かける)
医員

患者さんへのことば

 消化器がんに対する、外科治療を中心に診療させていただいてます。患者さん一人一人に寄り添い、安全で質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。よろしくお願いいたします。

資格

日本外科学会外科専門医、がん治療認定医、日本消化器外科学会専門医

有竹 典
有竹 典
(ありたけ つかさ)
レジデント

患者さんへのことば

 手術を中心に、消化器がんの診療に携わっています。より良い治療を安全に安心して受けていただけるよう努めてまいります。

資格

赤座 賢
赤座 賢
(あかざ さとる)
レジデント

患者さんへのことば

 令和3年4月より勤務しております。手術治療を中心に消化器がん治療に携わっています。なるべく分かりやすい言葉で、患者さんに寄り添った治療ができるように心掛けて参ります。よろしくお願い致します。

資格

日本外科学会専門医

診療内容

 消化器がんの外科治療を中心とした診療を行っています。次の4グループに分かれ、相互に連携を取りあいながら診療を行っています。

食道外科グループ(安部、檜垣、藤枝)

 当院では食道がんの進行度と患者さんの全身状態を考慮して、消化器内科医、放射線治療医、薬物療法医、食道外科医でカンファレンスを行い、その総意に基づいて最も妥当と思われる治療法を勧めています。治療法は科学的根拠に基づいた標準治療を行っていますが、手術前化学放射線療法や化学放射線療法後遺残に対するサルベージ手術、ロボット支援下食道切除術などまだ研究段階にある治療にも対応しています。
 食道がんの代表的な治療法には内視鏡治療、外科治療、放射線治療および抗がん剤治療があります。そのうち外科治療の対象になる方は内視鏡治療では根治できない方で、がんが周囲の臓器に浸潤していない、他臓器への転移を認めない、身体機能が外科治療に耐えられるという条件が満たされていなければいけません。食道がんはリンパ節転移が頚部から腹部まで広範囲に及びますので、頚部、胸部、腹部の3領域にわたるリンパ節郭清とともにがんを含めた食道の切除再建を行います。手術には7〜8時間が必要で、食道切除は胸腔鏡下手術で行います。手術後は順調に経過すれば約2週間で退院となります。私たちの2010年から2014年までの手術成績は5年生存割合が病期I 89% 病期II 71% 病期 III 40% 病期 IV 35%となっています。
 また全国的な多施設共同研究を行い、新しい食道がん治療法の確立にも努めています。

胃外科グループ(伊藤(誠)、三澤、伊藤(友))

 胃グループのスタッフ全員が日本内視鏡外科学会が審査する技術認定(胃)を取得しており、Stage Iの胃がんを中心に安全で質の高い腹腔鏡下手術を提供しています。また、からだに優しい手術として、腹腔鏡下の幽門側胃切除術・胃全摘術だけなく、胃の切除範囲をできるだけ小さくして機能を温存する、腹腔鏡下幽門保存胃切除術や腹腔鏡下噴門側胃切除術も積極的に行っています。最近は、さらにきずの少ないReduced Port Surgery(減創腹腔鏡手術)やロボット支援腹腔鏡下手術(ダヴィンチ手術)も導入し、患者さんの状況やご希望に応じて適切な術式を選択していただけるようになりました。
 高度進行胃がんに対しては、リンパ節を摘出する範囲を広げたり、抗がん剤を術前・術後に併用することによって、さらなる治療成績の向上をめざしています。近年は、手術前に抗がん剤治療を行うことにより、ほかの病院では手術ができないと判断された患者さんでも手術で切除できるようになることもありますので、ご相談ください。
 胃の悪性リンパ腫や間葉系腫瘍(GIST等)など、胃がん以外の疾患の治療も行っており、どの疾患も消化器内科、内視鏡部、薬物療法部など、他部門と連携しながら、病院全体として治療方針を統一し、さらに患者さんご自身のお考えやご希望をお聞きしながら、納得して治療を受けていただけるように努めています。

大腸外科グループ(小森、木下、佐藤、大内)

 大腸がん(結腸がんと直腸がんに分かれます)の外科治療として、根治性を最優先した拡大手術から術後の機能障害を少なくすることに重点を置いた機能温存手術(特に肛門を温存する術式:ISR)まで幅広く行っています。根治性と患者さんの手術負担の軽減を両立するために積極的に腹腔鏡下手術等の低侵襲手術を適応し、直腸がんに対してはロボット支援下手術(ダヴィンチ手術)も行っています。
 がんの進行度と患者さんの全身状態などを考慮して、消化器内科医と相談しながら個々の患者さんにとって最も良いと考えられる手術をお勧めするようにしています。大腸がんが転移・再発した場合(お腹の中や骨盤の中など局所の再発、肝臓や肺への転移など)には、抗がん剤療法の適応をみながら積極的に外科療法を選択しています。他院で手術不能とされた再発がんも多く切除を行っています。
 また、全国的な臨床試験に参加して、多施設で協同して新たな大腸がん治療法の確立に努めています。

肝胆膵外科グループ(清水、夏目、奥野、川勝)

 難治がんである膵がんの治療では、膵切除後に補助化学療法(抗がん剤投与)を施行することで治療成績は大幅に改善しました。現在では根治切除可能な膵がんに対しても術前化学療法後に切除を行っています。治癒切除が得られるかどうかの進行症例に対しては、術後成績向上を目指して抗がん剤(+放射線照射)を行った後に切除を行う臨床試験を施行中です。
 胆嚢・胆管がんは現在でも早期発見が難しく、診断時にはある程度進行している患者さんがほとんどです。正確な術前診断に基づき合理的な手術を積極的におこなっています。
 転移性肝がん(大腸がん肝転移)では積極的な外科治療によって、長期生存する人が増えてきました。最近では肝切除と新規抗がん剤を組み合わせて治療することで治療成績が向上しています。切除不能な進行症例では抗がん剤と分子標的薬を組み合わせて治療し、奏効例では積極的に肝切除を行っています。
 原発性肝がんに対しては、肝硬変合併例が多いので、肝機能の程度や腫瘍の部位・大きさによって、切除範囲の選択を行い、また放射線科医や内科医の協力のもとに超選択的肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼、経皮的エタノール注入法等の方法を併用して良好な治療成績を得ています。

外来診療

診療実績

食道外科グループ手術件数

術式 2018 2019 2020
食道切除術 93 96 92
 (胸腔鏡/縦郭鏡/ロボット支援) (84/3/0) (79/1/9) (64/1/21)
食道バイパス術 2 2 0
再建胃管がん 0 0 1
その他 38 48 32
133 146 125

胃外科グループ手術件数

術式 2018 2019 2020
胃全摘・噴門側胃切除 47 35 25
 (開腹/腹腔鏡) (36/11) (28/7) (24/1)
胃切除 78 75 62
 (開腹/腹腔鏡) (26/52) (24/51) (21/41)
ロボット支援下胃全摘・胃切除 17 15 15
審査腹腔鏡 29 17 14
その他 44 50 47
215 192 163

大腸外科グループ手術件数

術式 2018 2019 2020
結腸切除術 98 99 102
 (開腹/腹腔鏡) (44/54) (43/56) (52/50)
直腸切除・切断術 108 74 64
 (開腹/腹腔鏡) (51/57) (40/34) (34/30)
直腸超低位/括約筋間切除(ISR) 15 7 4
 (開腹/腹腔鏡) (6/9) (5/2) (4/0)
ロボット支援下直腸切除術 5 28 36
骨盤内臓全摘術 9 14 8
その他(再発切除・人工肛門等) 166 203 156
399 425 388

肝胆膵外科グループ手術件数

  2018 2019 2020
膵臓 82 81 87
[膵がん] [43] [47] [56]
[他の膵腫瘍] [39] [34] 31]
肝臓 64 53 57
[肝細胞がん] [17] [13] 17]
[転移性肝がん] [47] [40] 40]
胆道がん 29 19 22
[胆管がん] [12] [12] 14]
[胆のうがん] [9] [3] 4]
[乳頭部がん] [8] [4] 4]
胆のう疾患 8 12 12
その他 20 31 28
203 196 206
術式 2018 2019 2020
膵切除 103 99 104
[膵頭十二指腸切除] [66] [59] [54]
[膵体尾部切除] [25] [26] 26]
[膵中央切除] [1] [5] 6]
[膵全摘] [3] [1] 2]
[腹腔鏡下膵切除] [8] [8] 16]
肝切除 79 73 71
[葉切除以上] [22] [19] 13]
[区域切除] [10] [7] 8]
[部分切除] [42] [35] 41]
[腹腔鏡下肝切除] [5] [12] 9]
胆のう摘出術 13 13 15
その他 8 11 16
203 196 206

研究・学会活動

 臨床面では食道、胃、大腸、肝・胆・膵の各グループがいくつかの厚労省の班研究に参加し、また全国レベルの研究グループ(JCOG:日本臨床腫瘍研究グループなど)に参加して、治療成績の向上を目標に研究を行っています。基礎研究では研究所や名古屋大学工学部と連携して病理学的、遺伝子学的、分子生物学的および医療応用画像研究を行っており、その成果は臨床に還元されているもの(腹腔洗浄液中のPCR細胞診など)もあります。

治験・臨床試験

食道外科グループ臨床試験

  • JCOG1409:臨床病期I/II/III食道癌(T4を除く)に対する胸腔鏡下手術と開胸手術のランダム化比較第III相試験
  • JCOG1510:切除不能局所進行胸部食道扁平上皮癌に対する根治的化学放射線療法と導入Docetaxel+CDDP+5-FU療法後のConversion Surgeryを比較するランダム化第III相試験
  • JCOG1804E:臨床病期T1N1-3M0、T2-3N0-3M0の胸部食道癌に対するCF療法またはDCF療法にニボルマブを併用する術前薬物療法の安全性試験

胃外科グループ臨床試験

  • JCOG1301C:高度リンパ節転移を有するHER2陽性胃・食道胃接合部腺癌に対する術前trastuzumab併用化学療法の意義に関する試験
  • JCOG1507:病理学的Stage U/Vで"vulnerable"な80歳以上の高齢者胃癌に対する 開始量を減量したS-1術後補助化学療法に関する試験
  • JCOG1509:局所進行胃癌における術後補助化学療法に対する周術期化学療法の優越性を検証する試験
  • JCOG1704:高度リンパ節転移を伴う進行胃癌に対する術前 Docetaxel + Oxaliplatin + S-1 の第II 相試験
  • JCOG1711:漿膜下浸潤及び漿膜浸潤を伴う進行胃癌を対象とした大網切除に対する大網温存の非劣性を検証するランダム化比較第III相試験
  • JCOG1809:大弯に浸潤する胃上部進行胃癌に対する腹腔鏡下脾温存脾門郭清の安全性に関する第II相試験
  • JCOG1907:cT1-2N0-2胃癌におけるロボット支援下胃切除術の腹腔鏡下胃切除術に対する優越性を検証するランダム化比較試験
  • CCOG1603:胃癌根治手術後の胸部CT検査における肺結節性病変の検出に関する研究

大腸外科グループ臨床試験

結腸癌に関する臨床試験
  • JCOG1006:大腸癌切除における適切な切除手順に関するランダム化比較試験
  • JCOG1107:治癒切除不能進行大腸癌の原発巣切除における腹腔鏡下手術の有用性に関するランダム化比較第III相試験
  • 右側結腸癌のリンパ節転移に関する多施設前向き観察研究
直腸癌に関する臨床試験
  • JCOG1310:側方リンパ節転移が疑われる下部直腸癌に対する術前化学療法の意義に関するランダム化比較第II/III相試験
  • JCOG1801:直腸癌局所再発に対する術前化学放射線療法の意義に関するランダム化比較第III相試験
  • VOLTAGE試験:切除可能局所進行直腸癌を対象とした、術前化学放射線療法後の逐次治療としてのニボルマブ単独投与の安全性・有効性・proof-of-concept (POC)を検討する多施設共同臨床第Ib/II相試験
  • PLANET study:直腸癌治療における側方郭清に関する前向き観察研究
結腸+直腸癌に関する臨床試験
  • JCOG1007:治癒切除不能進行大腸癌に対する原発巣切除の意義に関するランダム化比較試験
  • JCOG1503C:Stage III治癒切除大腸癌に対する術後補助療法としてのアスピリンの有用性を検証する二重盲検ランダム化比較
  • JCOG1805:「再発リスク因子」を有するStage II大腸癌に対する術後補助化学療法の有用性に関するランダム化第III相比較試験
肛門管癌に関する臨床試験
  • JCOG0903:臨床病期II/III肛門管扁平上皮癌に対するS-1+MMCを同時併用する根治的化学放射線療法の臨床第I/II相試験
大腸癌肝転移に関する臨床試験(肝胆膵グループと重複)
  • JCOG0603:大腸癌肝転移切除後患者を対象としたフルオロウラシル/l-ロイコボリンとオキサリプラチン併用補助化学療法(mFOLFOX6) vs. 手術単独によるランダム化U/V相試験
その他:企業治験
  • 分割手術症例を対象としたE8002の有効性および安全性を評価するための臨床試験

肝胆膵外科グループ臨床試験

膵がんに関する臨床試験
  • 2000.4- 厚生省班研究助成金 「共通プロトコールに基づいた膵がん外科治療の評価法に関する研究」切除可能膵頭部癌に対する拡大、標準手術の第III相臨床試験
  • 2002.4- 厚生労働省がん研究助成金 「胆膵がんに対する術中放射線療法の有効性評価に関する多施設共同研究」治癒切除膵がんに対する術中照射療法の有効性評価のための多施設共同第3相比較試験
  • 2007.1- Japan Adjuvant Study Group of Pancreatic Cancer (JASPAC) 「膵がん切除後の補助化学療法における塩酸ゲムシタビン療法とS-1療法の第III相比較試験(JASPAC 01)」
  • 2011.7- Japanese Study Group of Adjuvant Therapy for Pancreatic Cancer (JSAP) 「膵がん切除患者を対象としたゲムシタビンとS-1の併用療法(GS療法)をゲムシタビン単独療法と比較する術後補助化学療法のランダム化第III相試験(JSAP-04)」
  • 2012.10- Japan Adjuvant Study Group of Pancreatic Cancer (JASPAC) 「Borderline resectable膵癌に対する術前S-1併用放射線療法の第U相試験(JASPAC05)」
  • 2017.3- Borderline Resectable 膵癌を対象とした術前ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法と術前S-1併用放射線療法の第II/III相試験(GABARNANCE Trial)
胆管がんに関する臨床試験
  • 2007.7- Nagoya Surgery Support Organization 「胆管癌切除例に対するゲムシタビン補助療法施行群と手術単独群の第III相比較試験(BCAT)」
  • 2013.10- Japan Clinical Oncology Group(JCOG) 「根治切除後胆道癌に対する術後補助療法としてのS-1療法の第III相試験(JCOG1202)」
大腸がん肝転移に関する試験(大腸グループと重複)
  • 2007.3- Japan Clinical Oncology Group(JCOG) 「大腸癌肝転移切除後患者を対象としたフルオロウラシル/l-ロイコボリンとオキサリプラチン併用補助化学療法(mFOLFOX6) vs. 手術単独によるランダム化II/III相試験(JCOG0603)」

令和3年7月改訂

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