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先進医療

1.先進医療とは

 先進医療とは、現在は保険で認められていない高度で先進的な医療と一般の保険診療との間を埋めることを目的として作られた制度です。従来の保険制度においてはこのような先進的な医療を受けることはできませんでしたが、保険診療をベースとして、別に特別料金を負担していただくことでこの医療を受けることが可能になりました。
 先進医療は、申請に基づき、高度先進性、安全性、社会的妥当性を総合的に勘案した上で厚生労働大臣が承認する事になっております。

 参考)厚生労働省ホームページ 先進医療の概要について
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/index.html  

2.愛知県がんセンターにおける先進医療について(令和3年6月1日)

先進医療A(第二項)

先進医療B(第三項)

先進医療名
承認日 料金
(1回につき)
適応症 主な診療科 状況

【jRCT登録ID番号】 技術の概要

その他


マルチプレックス遺伝子パネル検査 NEW
2021.5.17 35,970円 進行再発固形がん(食道がん、胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がん、肺がん、乳がん、卵巣がん若しくは子宮がん又は悪性黒色腫であって、化学療法又は放射線治療を行っていないものに限る。) 薬物療法科部
消化器内科部
内視鏡部
呼吸器内科部
乳腺科部
婦人科部
がんゲノム医療センター
実施中

がん遺伝子パネル検査は 2019 年6月から保険診療で実施できるようになったが、その適応は標準治療がない、もしくは終了した(終了見込み含む)症例に限られている。一方で、Precision Medicine のコンセプトからは、初回治療の段階から症例毎にがん細胞の遺伝子異常に合わせた治療を選択したほうが、より効果的である可能性が考えられてきた。本研究では、腫瘍組織検体から作成されたホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)検体を米国 Foundation medicine 社に提出し解析を行い、解析結果のレポートを得る。レポートをもとにエキスパートパネルにおいて、Actionable/Druggable な遺伝子異常の割合等を求め、初回治療法選択における遺伝子プロファイリング検査の臨床的有用性を検証する。

がん種と対応診療科詳細
食道がん・胃がん・大腸がん(薬物療法科部、内視鏡部)
胆道がん・膵がん(消化器内科部)
肺がん(呼吸器内科部)
乳がん(乳腺科部)
卵巣がん・子宮がん(婦人科部)
悪性黒色腫(粘膜メラノーマは各臓器(各診療科)、皮膚メラノーマは当院該当診療科なし)
※がんゲノム医療センターでは上記すべてのがん種に対応


内視鏡的エタノール局所注入療法 NEW
2021.4.1 48,150円
/1回
膵神経内分泌腫瘍(長径が一・五センチメートル以下のものに限る。) 消化器内科 実施中

jRCTs061200016】膵神経内分泌腫瘍に対するEUS ガイド下エタノール注入療法の安全性および有効性を検討する多施設共同研究である。対象は15mm 以下かつ組織学的Grade 1 の膵神経内分泌腫瘍(Pancreatic neuroendocrine neoplasm; PNEN)とし主要評価項目として有効性および安全性が外科切除成績(ヒストリカルデータ)と比較して優越であることとした。手技の実際としては、まず超音波ガストロビデオスコープを挿入し、膵臓の腫瘍を描出する。その後カラードップラーモードで穿刺ライン上に主要な血管がないことを確認の上、試験機器(単回使用吸引用針)を用い腫瘍を穿刺し、試験薬(無水エタノール)を注入する。カラードップラーモードおよび、内視鏡画像で出血がないことを確認し終了する。

その他


術後のアスピリン経口投与療法 
2018.8.1 下部直腸を除く大腸がん(ステージがIII期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。) 消化器外科 実施中

jRCTs031180009】Stage III(UICC-TNM 第 7 版)の下部直腸を除く大腸癌[結腸(C、A、T、D、S)、直腸 S 状部(RS)、上部直腸(Ra)]の治癒切除患者を対象とし、術後補助療法として低用量アスピリンを併用することが、プラセボに対して、無病生存期間において優れていることを検証する。治療:術後補助化学療法+プラセボ/アスピリンプラセボ/アスピリン:1 日 1 回 1 錠(100 mg)、連日内服する。内服期間は 3 年とする。pStage IIIA/IIIB ではカペシタビン療法、pStage IIIC ではオキサリプラチン併用療法(mFOLFOX6療法、または CAPOX 療法)を行うことを原則とする。ただし、患者希望により、pStage IIIA/IIIB に対するオキサリプラチン併用療法(mFOLFOX6 療法、または CAPOX 療法)、pStage IIIC に対するカペシタビン療法も許容する。

その他


術後のカペシタビン内服投与及びオキサリプラチン静脈内投与の併用療法 
2017.12.22 6,300円
/1コース
小腸腺がん(ステージがI期、II期又はIII期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。) 消化器外科 実施中

jRCTs031180008】治癒切除後病理学的Stage I/II/III小腸腺癌を対象に、手術単独群に対し術後化学療法群の無再発生存期間(RFS:relapse-free survival)が優位に優るかを判断する。

その他


術前のS-1内服投与、シスプラチン静脈内投与及びトラスツズマブ静脈内投与の併用療法  
2016.11.1 9,892円
/1コース

心臓超音波検査および12誘導心電図検査10,100円
切除が可能な高度リンパ節転移を伴う胃がん(HER2が陽性のものに限る。) 消化器外科 新規登録終了

jRCTs031180006】HER2過剰発現が確認された高度リンパ節転移を有する胃癌に対するトラスツズマブ併用術前化学療法(S-1+CDDP+トラスツズマブ併用療法)が、術前化学療法(S-1+CDDP併用療法)に対してprimary endpointである全生存期間において有意に上回るかどうかを判断する。

その他


ペメトレキセド静脈内投与及びシスプラチン静脈内投与の併用療法 
2013.5.1 4,278円 肺がん(扁平上皮肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。) 呼吸器内科 新規登録終了

jRCTs041180023】PEM+CDDP併用療法は、1日目にPEMは500mg/m2とCDDPは75 mg/m2を投与し、3週毎に4回投与する。進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対する有効性、および安全性が確立した治療であり、さらには術後補助化学療法としても期待されている治療法である。

その他


パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法  
2013.1.1 2,528円 上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん 婦人科 新規登録終了

jRCTs031180141】局所麻酔または硬膜外麻酔下の小開腹を行い、腹腔ポートを留置する。このポートより、カルボプラチンを腹腔内に直接投与する。また、全身化学療法としてパクリタキセル経静脈内投与を併用する。この化学療法は21日間を1コースとして行い、パクリタキセルは第1日目、第8日目及び第15日目に標準量(80mg/m2 )を経静脈投与、カルボプラチンを第1日目に標準量(※AUC6 (mg/L)・h)を腹腔内投与し、計6コースを行う。

その他

 

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