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がん予防研究分野

研究テーマ紹介(一般の方向け)

がん予防につながるエビデンスを作っています

がん予防研究分野では、1988年から当センターで実施してきた病院疫学研究をはじめとする大規模な疫学研究データを元に、がんにかかるリスクに影響を与える因子を見つける研究を実施しています。がんリスクを変える要因としては、生活習慣を含めた環境要因、生まれたときからの体質を決める遺伝要因、そしてそれらの組合わせ効果があります。これらを明らかにする事で、個人の体質を考えた上でのがん予防、いわゆる個別化がん予防につなげることを目標にしています。

病院疫学研究(HERPACC)に関して

 前述の通り、当センターでは病院外来において1988年よりHospital-based Epidemiologic Rsearch Program at Aichi Cancer Center: 通称HERPACCを実施してきました。これは、1988年から実施された当センター初診された患者さんを対象に詳細な生活習慣に関するアンケート調査です。2001年からはこれに血液の提供もお願いし、遺伝子と生活習慣の組合わせ効果を検討する研究を実施しています。以下に代表的な研究結果を紹介します。

遺伝子情報を用いた乳がん予防介入研究(JPCP-Br)に関して

 前述のHERPACC研究に基づき、我々は遺伝子多型によって、個々人の乳がんのリスクが大きく異なる事を発見しました。この情報を用い、果たして遺伝情報に基づくリスクを知ると、人は乳がん予防行動を変えるか否かを検証するための、無作為化比較試験を実施しています。[Japan Personalized Cancer Prevention (Intervention Trial or study) - Breast (JPCP-Br)]対象者のエントリーは終了いたしました。2019年には主たる結果が明らかになります。

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