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さまざまな取り組み

交通事故対策

《レッドーゾーン・イエローゾーン対策》

対策の概要

レッドゾーン・イエローゾーン対策(事故集中箇所対策)は、従来から実施している歩道設置や交差点改良など、道路の構造を改良することで、交通安全上の課題のある区間に集中し実施する事業です。

対策の実施基準は、死傷事故率を代表指標として、二つの重点化度を与え、選択、集中して実施します。

※「死傷事故率」とは、1万台の車が1万q走行した場合に起こる死傷事故件数を表します。死傷事故率の減少は、道路を走行する際に事故に遭う確立が減少し、安全性が向上することを意味します。

実施基準

県管理道路を74千区間に分割し、平成14年〜平成17年の死傷事故率で評価を行った結果、全死傷事故件数の48%が、延長で7%に満たない死傷事故率200件/億台キロの事故集中区間に集中する結果となっています。特に死傷事故率500件/億台キロ以上の区間は、延長で全体の1%にすぎませんが、死傷事故全体の10%が集中しています。

事故率比曲線(平成14年〜平成17年)
【グラフ】

※死傷事故率比の高い区間を順に並べた結果です。

事故集中区間の状況(平成14年〜平成17年)
【グラフ】

交通事故箇所対策では、実施基準を満たす区間のうち、交通事故の削減など地域の要請等を受け早期に対策が必要となっている区間について対策を実施することとしました。


「レッドゾーン対策」

  • 死傷事故率が500件/億台キロ以上の区間(幹線道路の平均事故率の5倍以上の事故集中区間)をレッドゾーン区間として定義し、最重点事業として、計画的に事業を実施します。

「イエローゾーン対策」

  • 死傷事故率が200件/億台キロ以上、500件/億台キロ未満の区間(幹線道路の平均事故率の2倍以上の事故集中区間)をイエローゾーン区間と定義し、重点事業として、最重点事業に次ぐ優先度で事業の促進を図ります。