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ケーキの彩りに欠かせないのが、真っ赤ないちごです。愛知県のいちご栽培は、明治時代に始まりました。今では、ビニールハウスなどを利用して、夏場を除きほぼ一年中、生産・出荷されています。
いちごの品種は、10年ぐらいのサイクルで移り変わっています。県内では、食味のよい「とちおとめ」「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ」などが栽培されています。また、愛知県では平成17年に「ゆめのか」(右写真)を育成し、県内で約23ha栽培されています。
さて、いちごの赤い部分は、果実のようですが、そうではありません。外側に着いている種のようなつぶつぶが果実。赤い部分は「花托(かたく)」といって、果実を保護するベッドの役割をするものです。
風邪の予防や美肌などに効果のあるビタミンCは、いちご5粒で一日に必要な量をまかなうことが出来ます。かつて、酸っぱいいちごが主流だったころ、コンデンスミルクをかけて食べていましたが、今の品種では完熟したものならそれだけで十分甘く、おいしくいただけます。もし何かかけるならプレーンヨーグルトがおすすめです。乳酸菌の働きとビタミンの効果という点で理にかなっています。
いちごは水気を嫌いますので、洗ったりへたを取ったりせず、ラップをかけて冷蔵庫へ入れてください。そして、早めに赤く輝く宝石のようないちごのおいしさを味わってください。 |
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作付面積 |
260ha |
収穫量 |
10,400t |
産出額 |
94億円 |
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*作付面積:全国6位、収穫量:全国5位、産出額:全国6位 |
(出典:令和2年産野菜生産出荷統計、令和2年生産農業所得統計) |
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