 |
|
 |
 |
■根菜 |
|
だいこんは、おでんなどの煮物やおろして生で食べたり、切り干しにしたり、漬物にもよく使われるなど、古くから日本の食卓には欠かせない野菜です。ビタミンCや消化を助ける酵素を多く含み、体にいい野菜の一つです。
世界各国で栽培され日本には稲作とともに中国より伝来しました。万葉集、古事記にも「おおね」と登場しています。愛知の伝統野菜にも「方領」「宮重」「守口」の3品種があり、日本のだいこんは世界一多品種で高品質です。だいこんの別名はスズシロ、オオネと言い、春の七草の一つです。
切り干し大根は保存食として重宝されていますが、かつては野菜の少ない時期の貴重な食材でした。
ところで、へたな役者のことを大根役者といいますが、その由来をご存じですか。だいこんは古くなっても当たることがないことから、当たらない役者のことを言うようになったそうです。
生でよし、煮てよし、漬けてよしと大根役者ではなく色白美人のだいこんは食卓の名女優ではないでしょうか。 |
|
作付面積 |
565ha |
収穫量 |
24,100t |
産出額 |
23億円 |
|
|
作付面積:全国15位、収穫量:全国12位、産出額:全国10位 |
(出典:令和2年産野菜生産出荷統計、令和2年生産農業所得統計) |
 |
|
 |
|
▲TOPへもどる |
|
|
 |