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■その他の野菜 |
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「冬の瓜」と書く夏野菜の定番、とうがんは、冬まで貯蔵できる瓜とのことで、その名が付いています。96%が水分で、中華料理の材料として知られ、近年は低カロリーのダイエット食としても注目を集めています。
別名を加毛宇利、トウガと言い、インド・東南アジア原産では日本では平安時代から栽培の記録があります。
愛知県では昭和45年に沖縄から導入された「琉球とうがん」の栽培が増え、今日では沖縄県に並ぶ産地となっています。現在、全国的に流通しているものはほとんどが青い皮の「琉球とうがん」です。
一方、県内には古くから「早生とうがん」という在来品種があり、「愛知の伝統野菜」にも選定されています。果肉が厚く、貯蔵性に富むのが特徴ですが、実が熟すと表皮に粉をふくため市場流通は少なくなってしまいました。しかし、栽培が簡単で、様々な料理法になじむヘルシーな食材であることから、家庭菜園や直売を中心に利用されています。また、令和4年には豊橋市で生産される「豊橋なんぶとうがん」が地理的表示(GI)に登録されています。 |
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作付面積 |
20ha |
収穫量 |
1,572t |
産出額 |
2億円 |
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作付面積:全国3位、収穫量:全国2位、産出額:全国2位 |
(出典:平成30年産地域特産野菜の生産状況、平成30年生産農業所得統計) |
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