《勤続10年目》西本さんのキャリアヒストリー
- 愛知県統計協会の業務として、愛知県手帳の販売などを行う課に配属。仕事を覚えなきゃという焦りばかりで1年経過。でも、統計のことにはすっかり詳しくなりました。
- 比較的まったりしていた前職場に別れを告げて、リニア中央新幹線の建設を促進する多忙な部署へ。出張も、各県のトップに会う機会も多く、刺激的な毎日!忘れられないのが、県在住の小学生や保護者を対象に、山梨リニア実験線で試乗イベントを担当した時のこと。溢れんばかりの子どもたちの笑顔を見て、じーんと感動したのを今も覚えています。
でも、まだまだ二年目、加えて課では女性が一人だけだったので、ストレスもめいっぱい。そんな時に出会ったのが、プライベートでも後に夫となる彼です。ONもOFFもめいっぱい楽しんだ、そんな時期でしたね。
- 市バス・地下鉄の広告に関する業務を行う名古屋市交通局へ。最初は県職員としてしっかりしなくては…と気負っていたものの、知らないことが多く、親切な先輩方からイチから学び直しました。新規広告媒体の開発や、広告内容の審査、広告代理店との調整など、これもまた面白くて刺激的な仕事!仕事に打ち込み、仲間を感じた貴重な体験でした。
- 仕事に慣れてきた頃には、すっかり鉄道オタク(鉄子)になっていました。自分で言うのもなんですけど、仕事に、ここまでのめり込めることができるのって、幸せですよね。
- 旅行業、観光統計に関する業務を行う部署へ異動。ここまで来ると、辞令が来ても「異動は公務員の宿命」と思えるようになってきました。
- 結婚から子育てまで、一気に駆け抜けた時期。忙しい部署のため、「抜ける」時期は心苦しかったけれど、仕事ぶりで返そうと、より気合いを入れて取り組んでいます。時には家事・育児と仕事のバランスは難しいなと感じることもあるけれど、そんなときは仕事を早く切り上げてリフレッシュできるよう努めています。
- 10年経って、ようやく愛知県職員の仕事とはどういうものか見えてきました。今の仕事は面白い部分もあるけれど、ほとんどが庶務的な業務。しかも仕事場の雰囲気は、部や課ごとに違うし、皆やりたい仕事ができるとは限らない。統計課で膨大なデータを扱っていた頃は、仕事の本当の意味が分からず、戸惑うばかりでしたが、いろんな部署を経験してきた今では、一見何の役に立ってるの?と思うような仕事でも、実は県民サービスのために意味があるんだと身を持って知りました。観光コンベンション課でも統計は必要で、1年目の経験が今にもちゃんと活きているんですよね。今は、子どものためにも、しっかり頑張っていきたい。いつか大きくなった娘に、愛知県でこんな仕事しているのよと胸を張って言えるような母になりたいです。
- 愛知県って
どんな職場? - 公務員はおカタイ人が多い…と思っていたのですが、いざ入庁してみると気さくで明るい人が多かったです。
- 異動になった時
どう思った? - 新しい職場で新しい仕事を覚えることに戸惑いもありましたが、今では「異動は新たな知識を得て、新たな人に出会って成長できる」と考えられるようになってきました。だんだん図太くなるものです(笑)。
- 子育てと仕事の
両立は? - 正直、大変です。子どもは予期せず病気するので、突然休まなければならなくなるし。部署の方には、いつでも気持ちよく休ませていただいて本当に感謝しています。ただ、申し訳なくて、私が勝手に引け目に感じちゃう部分はどうしてもありますね~。
志望者へのメッセージ
愛知県は、努力すればしただけ、さらに活躍できる職場。私も育児と仕事を両立しようと頑張っているところです。どんな業務も果敢にチャレンジして、愛知県の魅力づくりはもちろん、自身の飛躍も目指しましょう!
掲載内容は、平成25年度現在のものです。所属についても当時のものとなっています。