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新人時代を振り返る。

新人だって立派な県職員の一員若さと気合いで乗り切って!

志望動機

教育大学出身で、大学では天文学を専攻。研究室では一般の方に大学の天文台を開放して星を観測するイベントを開催していました。もちろん当時は教員になるつもりでしたが、このイベントで子どもからお年寄りまで目を輝かせて星を楽しむ様子を見て、すべての年代の人に学習できる場を提供したいと思ったのが志望の理由です。

1年目の配属先…新城設楽山村振興事務所(県民安全防災課)

こんな1年でした!

新鮮で刺激的な
職員生活がスタート

「入庁式後、同期と電車で配属先へ向かい、山だらけの田舎に降りた時、思わずポカーン、となったことを覚えています。山村振興事務所では若い職員はゼロ、およそ10年ぶりの新人ということで、社会人としての心構えから仕事のやり方までイチからしっかり教わりました。私が担当した産業(ガス・電気・火薬等)保安業務は、立入検査や講習会など業者に適切な指導を行う仕事。法律の読み方も分からないのに、いきなり仕事を任され、とにかく必死で勉強しました。新人の1年間は研修や勉強でいっぱいいっぱい。とはいえ、実は花火を打ち上げるにも許可がいるのですが、花火大会の裏方として、私たち行政が関わっているからこそ県民が安全に安心して楽しめるんだなと思うと、とてもやりがいを感じました。」

4月 入庁式

「新城設楽山村振興事務所県民安全防災課防災保安グループ」に配属決定。
↑名前を覚えるだけで大変!
防災・産業保安担当者研修
高圧ガス保安法などの各種産業保安関係の法律を覚え始める。
新規採用職員前期研修(4日間)
事業者の会議へ来賓として出席(隔月)
入庁したての学生あがりがいきなりの「来賓」!キンチョー!

5月 事業者への立入検査計画を練る

6月 立入検査スタート(通年)

7月上旬 新規採用職員中期研修(3日間)

8月上旬 消防学校体験入校

夏祭りの花火の立入検査を実施
~夏季休暇

9月 保安講習会講師としてガス取り扱い事業者へ説明

10月 お祭りシーズン到来!火薬立入検査のピーク!

11月 新規採用職員後期研修(4日間)

12月立入検査

冬は空気が乾燥して事故が発生しやすいのでしっかり
チェック!
~年末年始休暇

1月 担当者会議(年3回)

検査結果を持ち寄り、事例等について意見交換を行う

2月 立入検査結果をまとめ始める

事業者の帳簿の整理状況を確認

3月 立ち入り検査終了!

立入検査結果まとめの報告書を作成

その後は…

2年目以降は、基本は1年目と同じことを行い、だんだん担当や行うべき課題が増えていく…というような感じ。2年目、3年目になると随分仕事のスピードも早くなっていきます。

教員にならなくても
人に教える技術が
役に立つことがあった

現在は、愛知県職員等の採用試験を円滑に実施するため、受験案内の作成から試験会場の調整、申込書の受付、試験の実施、合格発表まで、試験に係わる事務全般を行っています。少しでも学生さんにとって役に立つ情報を提供できればと、毎回ネタを用意していますが、参加者のイキイキとした顔が見られた時には、非常にうれしく、やりがいを感じます。結局、私は教員にはならずにこの道を選んだのですが、事業に対する講師として人に伝える仕事も多くあり、この選択にとても満足しています。

受験を考えている方へ一言

私は理系だったため、行政に関する知識がほとんどなく、合格しても「ちゃんと仕事ができるのだろうか」という不安が常にありました。しかし実際に入庁してみると、職場の雰囲気もよく、上司や先輩から何でも教えてもらえたので、特に心配することはなかったなと思います。
ですから、受験を検討している段階で、入ってからの心配で受験を断念するのは、もったいない!また、「予備校へ行かないと合格できない」という噂もウソです(予備校へ行かずに職員になった方は数多くいます)。
愛知県には専門科目が課されない「行政Ⅱ」という区分があるので、民間志望の方や理系の方など、いろんな人が挑戦しやすいよう設定されています。愛知県を盛り上げようという熱意さえあれば、大丈夫です!みなさんと一緒に働ける日をお待ちしています。

掲載内容は、2013年度現在のものです。所属についても当時のものとなっています。

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