新人時代を振り返る。
志望動機

学生時代は教育学部に在籍しており、教員免許取得のための実習として、学校だけでなく介護施設や障害者施設などを訪問する機会がありました。その中で子どもから高齢者まで幅広い世代の方々と接していくうちに、多くの世代の方の生活に関われる仕事がしたいと思うように。行政ならそんな仕事ができるのではないかと考え志望しました。
1年目の配属先…県民生活部地域安全課
こんな1年でした!

段々と仕事がわかると、
楽しみが増えていった
配属された地域安全課は、年4回実施される交通安全運動を中心に、交通安全に関する様々な啓発活動を行っている部署でした。最初は先輩に助けてもらいながら、与えられた仕事をなんとかこなすのに精一杯。夏くらいから少しずつ、自分でできることが増えていきました。その頃になると、自分が携わった交通安全のポスターなどができあがってくるのも楽しみでしたね。そんな中、仕事に慣れだした1年目の終わりごろに業務でミスをしてしまい、とても落ち込んだことがありました。その時は周りの方のフォローもあって事なきを得ましたが、今思えば、初心に返るいいきっかけになりました。
業務内容がわからず、過去の書類を見て勉強
白バイ隊の出発式などのイベントや各地での啓発活動に参加
ポスターや街頭ビジョンで流す映像の制作に携わるように
イベントで司会デビュー!
少しずつ一人でできることが増えてくる
年末の交通安全県民運動に向けて準備
交通安全運動の業務も3回目になりかなり慣れてくる
4回目の業務で初めてのミス!初心に戻る
その後は…

定期的な業務に加えて、
突発的な業務にも対応できるように
2年目以降も基本的な業務は変わりませんでしたが、少し余裕が出てくると、今までできていなかったことに目を向けられるようになり、1年目の時にいかに周りの方に助けられていたかということがわかりました。それに加えて、2年目の時には愛知県内で交通死亡事故が多発したため、交通安全啓発のテレビCMを流すことに。その制作にも携わらせていただきました。担当した業務では、他部署や外部の業者さんとやり取りをすることも多く、仕事の優先順位を決めたり、調整する力などがついたと思います。当時は、大変だったことも多々ありましたが、今となってはどれもいい経験でした。
地域安全課に3年間所属した後、4年目からは県税事務所に所属して会計業務を担当しています。事業が中心で突発的な業務が多かった前の部署と全く異なり、内部管理が中心で、毎月決められたことを期限内に正確に行うことが基本です。最初はわからないことばかりでしたが、まわりの方に助けていただいたり自分で調べたりしながら、何回か同じ業務を繰り返すうちに、スムーズに業務を進められるようになってきました。全く違う業務内容でも、仕事の進め方など、前の部署の経験を活かせる場面もあります。現在も日々の業務から多くの知識を得ることができ、今後職員を続けていく上で大切な経験ができていると感じています。
受験を考えている方へ一言

私は大学3年生の秋まで部活に打ち込んでいたこともあり、就職活動のスタートが遅めでした。しかし、民間企業への就職活動を進める中で、やはり行政で働きたいという想いは消えず、専門科目がない行政Ⅱを受験。今思えば公務員の採用試験でも、それまでの就職活動で面接などを経験したことを活かすことができたと思っています。
また県庁の仕事では、若手のうちから大きな事業を任されたり、多種多様な業務を経験したりなど、自分が成長できる機会がたくさんあります。だからと言って、いきなり一人で仕事をするのではなく、周りの先輩職員の方に指導していただけるので、心配することはありません。悔いの残らない就職活動になるよう、自分が本当にしたいことは何かしっかりと考え、目標に向かってあきらめずチャレンジしてください。みなさんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。
掲載内容は、2015年度現在のものです。