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女性職員の活躍

3回の育児休業を利用して、育児と仕事の両立を実現

これまでのキャリア

大学では有機化学を専攻していたので、就職後も多くの人とふれあいながら、その知識を活かした分野の仕事に取り組みたいと考え、公務員を志望しました。また、年上の従姉妹が愛知県職員として働いており、結婚して子育てをしながら仕事を続けている姿を見ていたこともあり、私自身もそのようにありたいと思い、女性が働き続けることができる職場環境が整っていると感じたことも、志望理由の1つです。

入庁後は、2つの職場を経験しています。最初の4年間は、民間企業と協力して新しいメッキの技術を開発する研究職でした。その後の現在の部署に異動。ここでは、企業や病院などが高圧ガスを利用する際に、その利用方法や保管状態が法律の基準に則しているかどうかの審査及び検査を行っています。

3回の育児休業を利用

入庁8年目で第一子を出産する際に、初めての育児休業を利用しました。当時も職場の先輩で育児休業から復職していた方がいたので、休業することに不安はなかったですね。職場としても、また戻ってくることが当たり前のような雰囲気がありました。第一子のときはちょうど一年で復職しましたが、第二子を出産した際には、年度が切り替わるタイミングでの職場復帰が最適と考え、1年4ヶ月後の復職となりました。

その後第三子を出産することになったのですが、この時には、「子育てに手の掛かる時間は一生のうちわずかであり、この時間を大切にしたい」という想いから、育児休業制度の上限いっぱいの3年間を休業。職場の理解もあったため、貴重な子育ての時間を体験することができました。

育児と仕事の両立

その後、子どもが小学校に上がるまでは部分休業制度(1日2時間まで休業が可能な時短勤務)を利用しながら、現在は、通常の勤務体系に戻っています。子育てを経験して変わった点は、時間の効率的な使い方を考えるようになったこと。例えば、それまでは通勤時は身体を休める時間と割り切っていましたが、出産後は、出勤しながらその日の仕事の段取りなどを考えるようになりました。

しかし時には、子どもの病気などで、急な対応を要することもあります。職場においては周囲の方々の理解と協力を得ながら、家庭においては家族の協力を得ながら、日々を過ごしている状況。自分一人の力でできることには限界があるので、周りのサポートにはとても感謝しています。

今までは育児と仕事の両立を目指すべく、慣れた職場で比較的長く働いてきましたが、子育てもだいぶ落ち着いてきたので、今後は新しい分野での仕事にもチャレンジして、県職員としての仕事の幅を広げていきたいですね。

志望者へのメッセージ

子育て支援制度へ

掲載内容は、2015年度現在のものです。

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