2 地盤沈下の状況
 
(1) 尾張地域
 
○尾張地域の地盤沈下の状況
一級水準測量を実施した有効水準点368点のうち1cm以上沈下した水準点が2点(前年は2点)観測されましたが、年間2cm以上の沈下した水準点は平成7年度以降観測されていません。
年間最大沈下量は立田村大字福原と同村大字立田の1.5cmでした。また、累積最大沈下量は十四山村大字神戸新田の149cm(標高TP  -1.3023m,昭和38年からの39年間の累積)となっています。
 
 
○尾張地域年間沈下量ワースト5
      (平成13年11月〜平成14年10月)





 
  水準点番号 所  在  地 沈下量(cm)
1 下流NL14 立田村大字福原 1.50
1 C東船頭平 立田村大字立田 1.50
3 上流KL2 祖父江町大字馬飼字西馬飼 0.97
3 上流KL5 尾西市東加賀井町江西 0.89
5 A122 八開村大字給父字北部 0.85
 
 
○尾張地域累積沈下量ワースト5
      (調査開始年〜平成14年10月)





 
  水準点番号 所  在  地 沈下量(cm) 調査開始年
1 A3−4 十四山村大字神戸新田字ちの割 149 昭和38年
2 1475 蟹江町大字鍋蓋新田字中ノ割 112 昭和36年
3 1473 十四山村大字鳥ヶ地新田字上ノ割 109 昭和38年
3 A25−1 七宝町大字遠島字大切戸 109 昭和36年
5 A29 津島市西柳原町1丁目 106 昭和39年
A25−1は、昭和56年までは旧水準点で、昭和57年以降は新水準点で測った結果を累計した。
A3−4は、平成5年までは旧水準点で、平成6年以降は新水準点で測った結果を累計した。
 
 
 
○主要水準点の変動状況
 
 
 
○地盤沈下の推移





 

 
昭和
47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59
1cm以上沈下した面積(km2)
512

526

511

198

198

168

163

118

60

61

63

143

98
年間最大沈下量
(cm)

13.9

20.6

17.3

9.9

8.4

7.3

4.6

3.5

2.2

3.2

2.4

2.6

2.3
 





 

60

61

62

63
平成









10

11

12

13

14

0

0

44

0

18

0

0

32

0

309

0

0

0

4

0

0

3

0

1.5

0.95

1.8

0.6

1.6

1.98

1.2

1.6

0.98

2.7

0.98

1.2

1.3

1.7

1.7

0.4

1.6

1.5
注)沈下域の面積で「約0」とは、沈下した水準点は存在するものの、沈下域の形成には至らなかったことを示している。
 
 
 
 
1 地下水揚水量と地下水位の状況
2 地盤沈下の状況
(1) 尾張地域
(2) 西三河地域
(3) 東三河地域、渥美地域、知多地域
3 まとめ
 
 
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